【楽天】則本昂大マー君超え球団最多7度目10勝 逆転Vへ気迫の投球「気持ちで投げたのが良かった」

スポーツ報知
10勝目を飾った則本昂大

◆パ・リーグ オリックス3―4楽天(24日・京セラドーム大阪)

 強気の投球で2位を破り、節目の数字にも到達した。則本昂は試合が決した瞬間、ベンチで大きく右拳を握った。「気持ちで投げたのが良かった。この3連戦を勝ちきらないと優勝は見えてこない。本当に勝てて良かった」。7回1/3を7安打3失点で18年以来3年ぶりの10勝目。2ケタ勝利は7度目で、6度の田中将を超える球団最多となった。

 最速156キロの直球に変化球を交え、何度もピンチを脱した。序盤はフォークを見逃される場面が多かったが「辛抱強く投げることが大事」と中盤から空振りも増加。4―1の5回2死三塁では紅林をフォークで三振に斬り、雄たけびを上げた。8回こそ杉本に2ランを浴びて降板したが、今季最多127球の力投だ。

 昨オフに掲げたのは「原点回帰」。19年3月に右肘のクリーニング手術を受け、その後2年連続5勝だったが、直球の精度を取り戻した。今季は昨季封印したワインドアップに戻し、再び白星を積み重ねている。石井GM兼監督も「彼が楽天で柱としていてくれることがいいと思って(19年に7年)契約に臨んだので、僕としてもすごくうれしい。長く柱として君臨してほしい」と目尻を下げた。

 首位・ロッテとは4ゲーム差、2位・オリックスとは1・5ゲーム差に縮めた。「これで満足しないようにやりたい」と背番号14。13年のリーグ優勝を知る男が柱の一角として自覚と責任を持ち、逆転Vへ腕を振り続ける。(田中 哲)

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