タイチ、SANADAとの全日出身対決制し2連勝「俺とザック2人でハポンを全滅させたぞ」

スポーツ報知
SANADA(左)に強烈なエルボーをたたき込んだタイチ(新日本プロレス提供)

◆新日本プロレス「G1クライマックス31」大会 ▽「G1クライマックス31」Bブロック公式戦30分1本勝負 〇タイチ=2勝0敗、勝ち点4(25分15秒 ブラックメフィスト→片エビ固め)SANADA=1勝1敗、勝ち点2●(24日、東京・大田区総合体育館、観衆816人)

 タイチが昨年準優勝のSANADAとの全日本プロレス出身対決を制し、2連勝を飾った。

 ゴング後、張り合うように大胸筋をぴくつかせ、観客の手拍子の大きさを競い合った2人。過去の対戦で2敗のタイチは序盤からSANADAと力比べ。コブラツイスト、のど輪攻めとパワーで押すが、ドラゴンバックブリーカーからの場外へのプランチャーと抜群の身体能力で反撃される。

 タイチが師匠の川田利明さん譲りのデンジャラス・ハイキック、聖帝十字陵で攻めれば、SANADAも投げッ放しのタイガースープレックスと伝説の四天王プロレスを彷彿とさせる技を披露する。

 アックスボンバーを決め、パンタロンを脱ぎ捨てたタイチ。タイチ式邪道クラッチで追い込み、SANADAのラウンデイングボディプレスも両ひざを立てて防御。最後はジャンボ鶴田さんを思い起こさせるジャンピングニードロップ、高角度のバックドロップで追い込むと、必殺のブラックメフィストで叩きつけ、3カウントを奪った。

 タッグのベルトを相撲の懸賞金のようにレフェリーから受け取る勝利の儀式を披露したタイチ。ディーバのあべみほを従え、笑顔でバックステージに引き上げると、「勝ったけど、負けたみてえだな。SANAやん、きつっ!」と相手を称えた。

 その上で「これで昨日のザック、今日の俺。分かっているか? 俺とザック2人でハポンを全滅させたぞ。俺ら2人でハポンの上3人、獲ったぞ」とAブロックで「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」の内藤哲也、鷹木信悟を連破したタッグパートナー・ザック・セイバーJr.と自身を称えると、「これで終わりと思うな。他の連中も。まずは、ハポンが俺らの前に堕ちた。始まるで、これは。タッグ王者同士の決勝戦なんてどうせ、ありっこねえって思ってんだろ? どうだ? 今、分からねえぞ。近づいたんじゃねえの、これで」とザックとの優勝決定戦を夢見ていた。

 一方、敗れたSANADAは「なんか、タイチ兄やんとはルーツが似ているようで似てなくて、似てないようで似てて。なんか、親近感が湧くというか。この先、どうなるか分からないですが、まだ先にG1あるので、突っ走って行きたいと思います」と、優勝候補らしく、あくまで前を向いていた。(中村 健吾)

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