照ノ富士、単独トップ守るも八角理事長は「相撲の乱れ」指摘…今年60勝で年間最多勝確定

スポーツ報知
照ノ富士(右)は寄り切りで御嶽海を下し2敗を守った

◆大相撲秋場所13日目(24日、東京・両国国技館)

 西前頭10枚目・妙義龍が大関撃破で優勝戦線に踏みとどまった。過去13戦全敗と苦手の貴景勝を土俵際のすくい投げで破り、3敗を死守した。新横綱・照ノ富士が2敗で単独トップは変わらず。西前頭6枚目・阿武咲は大関・正代に、東前頭11枚目・遠藤は西同2枚目・霧馬山に勝ち3敗を守った。14日目に照ノ富士が勝ち、3敗の3人がそろって敗れると、新横綱&5度目の優勝が決まる。

 照ノ富士が、意地の1勝で単独トップを死守し、自身初の年間最多勝も確定させた。前日、明生に不覚を取り迎えた御嶽海戦。立ち合いで押し込まれたが、左を差してしのぐと半身の体勢。相手が寄ろうとしたところで上手をつかむと、後は丁寧に寄り切った。11勝目。取組後のリモート取材には2日連続で応じず。八角理事長(元横綱・北勝海)は、「足がおぼつかないという印象もあった。気持ちで取っているような感じだった」と相撲の乱れを指摘した。

 今年通算60勝目。2位の正代、御嶽海に17勝差をつけ、年間最多勝が確定した。秋場所13日目で決めるのは、05年の朝青龍、10年の白鵬に並ぶ最速タイ。14日目の貴景勝戦に勝てば、単独での最多勝となる。また3敗の3力士が敗れれば、17年春場所の稀勢の里以来、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では、史上5人目となる新横綱Vも決まる。自身初の栄冠に、5度目の賜杯で花を添える。(大谷 翔太)

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