シリーズの中で最も”ルーカス色”が感じられる「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」

スポーツ報知
作品の”代名詞”とも言われるトロッコのシーン TM&(C)1984,(2021)Lucasfilm Ltd.All Rights Reserved.Used Under Authorization.

 24日、10月1日の金曜ロードショー(後9時)は、2週連続でスティーブン・スピルバーグ監督のアドベンチャー・アクション・シリーズ「インディ・ジョーンズ」。24日は第2弾の「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」(1984年)が放送される。

 物語の舞台となるのはインドの奥地。考古学者のインディは、相棒のショーティ、ナイトクラブの歌手・ウィリーと共にたどり着いた村で、邪教徒に奪われた秘石を取り戻すよう依頼される。石があると思われる宮殿で3人はもてなしを受けるが、実はその裏には大きな秘密が隠されていた…というストーリーとなっている。

 あまりにも有名なトロッコでの疾走シーンをはじめとして、前作の「レイダース/失われたアーク<聖櫃>」と比較するとアクション要素が大幅に”増量”。クスリと笑わされるシーンもあって痛快なエンタメ作品となっているが、同時に本作は原案、製作総指揮を務めたジョージ・ルーカス監督の「色」がシリーズ中最も色濃く出ている。それは、ルーカス監督の代表作である「スター・ウォーズ」のにおいが、あちこちに感じられるからだ。

 そもそも、主演のハリソン・フォードは「スター・ウォーズ」のハン・ソロ役で一流の仲間入りを果たしたのだが、今作でのウィリーとのやりとりは、ソロとレイア姫との関係性に酷似。そこに、「C―3PO」的な立ち位置のショーティが絡んでくる…というような展開で物語は進んでいく。また、本作ではインディが意識を操られて敵側にくみしそうになる場面があるが、これはまさに「スター・ウォーズ」の主人公がダークサイドに引き込まれていきそうになるのと同じである。

 「におい」は演出面でも見られる。順番は逆になるのだが、コンベヤーの上での戦闘は「―エピソード2/クローンの攻撃」で惑星ジオノーシスに行った時の主人公アナキン・スカイウォーカーをほうふつさせる。極めつきは、オープニングの上海でのシーンに登場するナイトクラブの店の名前だ。ヒントは、書かれたネオンにある「澳比湾」の漢字。すぐにピンと来た人も多いでしょう。ぜひ、画面で確認してみてほしい。

 ちなみに、「金ロー」を毎週見ている方であれば、「ショーティって最近どこかで見たな…」と思うかもしれない。演じているのは、6月に放送された「グーニーズ」にデータ役で出演していたキー・ホイ・クァン。ウィリー役のケイト・キャプショーは、本作がきっかけでスピルバーグ監督と結婚した。(高柳 哲人)

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