岸田文雄氏「news23」で白熱した河野氏と野田氏の議論に「国民の皆さんにどう説明するかということ」

スポーツ報知
岸田文雄氏(ロイター)

 自民党の総裁選に立候補した河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏が22日、TBS系「news23」(月~木曜・午後11時、金曜・午後11時半)に出演した。

 その中で新型コロナウイルスの行動制限緩和の時期に関して4人に質問をした。質問の前に小川彩佳キャスターから「もちろん、今後の感染状況次第という面があるのだとは思いますが、一方で目標があれば頑張れるという側面もあるのだと思います。こうしたことを示していくのもリーダーシップだと思いますのでぜひここはお答えいただきたく思います」とした上で「飲食店でのお酒の提供の解禁など制限の緩和はいつごろを目指しますか」と質問した。答えは三択でAが「11月ごろ」。Bが「年末年始」。Cが「来年春の卒業式・入学式ごろ」で、それぞれAからCの札を上げて回答することを求めた。

 これに4人の中で唯一、河野氏は札をあげず「私はこういう無責任な質問はよくないと思います。特にメディアが」と指摘した。

 その理由を「前提も分からない中で何がいつごろできるんですか?ということを申し上げるのは何か淡い期待のようなもの。で、それができなかったらどうする。どういう状況になるのかも分からない。変異がどういうふうになるか分からない中で、やっぱり科学的なデータをきちんと集めて、お示しをして、それを政府としてどう解釈するのか。だから、こういう政策に協力をして欲しいと申し上げるのが筋だと思うんです」と述べた。

 続けて「そういう前提のデータも何もなくて、じゃあどうしますか?というのは…。それは簡単ですよね、こうしたいです、ああしたいです、と。それが責任のある政治だとは私にはとても思いませんし、責任のあるメディアがこういう報道の仕方をするのは、私は少しおかしいのではないか?やっぱり、みんなで科学的データをきちんとそろえてそれをどういうふうに解釈するのかというところが議論するのだったらそれを議論すればいい。その上でじゃあ今、こういうことをやるべきかどうかを議論するんだったら、それを議論して、こういう政策をやろう、それにぜひ協力をしてくださいと申し上げるのが筋だと思いますが、そういう科学的な根拠となるデータもなしに、さぁどうしますか?というようなことを日本のマスメディアがまだ、このコロナ禍でやっているのは私はちょっとメディアにも反省していただけなければいかんと思います」と繰り返し指摘していた。

 この発言に野田氏は「ただ目標を作んないといけないんじゃないですか?行動制限。自分はここで行動制限を緩めていく。だから、こういうことをしていく。科学的知見を積み重ねていくことを言わなければいけないんじゃないですか?」と疑問を投げかけた。

 これに河野氏は「こういう状況になったら、こういうことができるよね、という議論はできると思う」と述べると、野田氏は「ある程度のメド、なるべく早く、特に若い人たち、子どもたちには行動制限はとてつもなく精神的に厳しいものがあるんですよ。また。アーティスト、イベントもできない。そういうことをもう少し人ごとのように言うんではなくて、そのなりわいのことを考えながら、もう少し積極的に。メディアが悪いとかいうことは私は、政治家としてどうかと思う」と指摘していた。

 この議論に「C」を上げた岸田氏は「さっきの議論については、要は見通しを持ちたいという国民のみなさんに対してどう説明するかということなんだと思います。具体的にどういう努力をして目標を作っていくのか。それとも目標を掲げてそのために何をしなければいけないか、その説明の手法だと思います。どっちがいいかは国民のみなさんが判断されるんだと思います」と述べた。

 

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