【ヤクルト】ツバメ一丸 113試合目ついに今季初首位 9回中村V打で8戦無敗の5連勝 貯金最多14

スポーツ報知
9回、中村の勝ち越し打で生還した三塁走者の村上(中央)がナインとタッチを交わす(カメラ・関口 俊明)

◆JERAセ・リーグ DeNA1―2ヤクルト(22日・横浜)

 一丸となったツバメ軍団が、土壇場で試合を決めた。同点の9回2死一、三塁で代打・中村が中前へ決勝適時打。「なんとかしたい一心でした」。塁上で拳を掲げたヒーローに、三塁ベンチは総立ちとなった。敗れた阪神を勝率で上回り“マイナス0・5ゲーム差”で昨年7月以来、今季初の首位に浮上。最大7ゲーム差をひっくり返し、9月以降では6年ぶりの首位となった。

 ゲームプランがピタリとはまった。高津監督の展開予想は1点を争うロースコア。先発から外れた山田、中村は「最後のところで2人の切り札として取っておいた」。その2枚を9回にぶつけた。1死一、二塁で代打・山田。遊撃へのゴロは一度は併殺と判定されたが、一塁アウトに対してリクエストを要求。セーフ判定をもぎ取ると、直後に中村がV打。高津監督は「イメージ通り」とニンマリだ。

 指揮官の思いを体現する一体感だった。2カード連続負け越しで迎えた7日の阪神戦前、ナインに熱く訴えかけた。「自分のことをしっかり理解して、足元をしっかり見つめて、周りのチームメートを信じて、スワローズという一枚岩でいったら絶対に崩れることはない。絶対に大丈夫」。中村は言う。「誰かが失敗したら、次の人がカバーする。監督が言っていることは捕手である僕が体現しなきゃいけない」。高津イズムはナインに共有されている。

 5連勝で今季最多の貯金14。8戦負けなしと勢いが止まらない。「目の前の試合を全力で戦う。我々の野球を続けていくだけ」と高津監督。残り30試合。一枚岩となったヤクルトがV争いの主役に躍り出た。(小島 和之)

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