大谷翔平、キング1差45号…“本田圭佑ケチャップ理論”でドバッと量産の予感

スポーツ報知
大谷翔平(ロイター)

◆米大リーグ エンゼルス5―10アストロズ(21日・アナハイム=エンゼル・スタジアム)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が21日(日本時間22日)、本拠でのアストロズ戦に「2番・DH」で出場し、8回に右翼席へ10試合ぶりの特大45号ソロ。46発でア・リーグトップを走るブルージェイズのV・ゲレロとロイヤルズのS・ペレスに1本差に迫った。今季これまで短期間に本塁打を量産してきた大谷が、この一発をきっかけに残り11試合での逆転キングに挑む。

 狙っていた直球を迷いなく振り抜いた。大谷が8回先頭の第4打席で、右翼席へ10試合ぶりの45号ソロを放り込んだ。この日の全打者で最速の打球速度116・1マイル(約187キロ)ではじき返した当たりは、飛距離445フィート(約136メートル)の豪快な一発。そろって不発だったゲレロ、ペレスに1本差に肉薄した。

 これで19年トラウトの45発に並び、00年に47本を放ったグラースの球団記録も射程圏に入れた。20日にワイルドカードでのポストシーズン進出も消滅。本拠の空席も目立ったが、それでも駆けつけた1万8332人のファンにお礼代わりのアーチを架けた。日本時間21日に58回目の誕生日を迎えた母・加代子さんへの一日遅れのバースデープレゼントにもなった。

 10日のアストロズ戦で44号を放った後は、長打すら出なかった。ホワイトソックス、アスレチックスと地区上位との対戦が続き、迫力不足のエ軍打線ではマークが集中。本塁打王については「もちろん取りたい気持ちはあります」と言い切る一方で、「甘い球の絶対数も少ない。いい打撃ができる機会もなかなか難しい」と苦悩も深めていた。

 そんな中、マドン監督が「打ち砕いた。よく仕留めたな」と満足そうにうなずいた久々の快音は、残り11試合での逆転キングへの号砲になるかもしれない。前半戦には、5月14日のレッドソックス戦で7試合ぶりの11号を放ってから5戦4発、6月15日のアスレチックス戦で6試合ぶりの18号後に6戦6発など、詰まりが取れたケチャップのようにドバッと連発モードに突入した前例があるからだ。

 投手としては9勝(2敗)で1918年のベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」達成に向け、最大2度の先発機会も残っている。二刀流で開幕から駆け抜けた4年目のシーズン。最後の力を振り絞る。

 ◆本田のケチャップ理論 12年9月、サッカー日本代表のMF本田圭佑は「ゴールはケチャップのようなもの」という元オランダ代表FWファンニステルローイの言葉を引用。ブラジルW杯アジア最終予選イラク戦で何度も決定機を外した本田だが「出ない時は出ないけど、出る時はドバッと出る」と強気発言。

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