【阪神】「7回の男」は誰だ?及川雅貴、小川一平、馬場皐輔…勝利の方程式構築なるか

スポーツ報知
及川雅貴は阪神投手陣の「新7回の男」になり得るか

 16年ぶりのリーグ優勝に向け、現在首位に立つ矢野阪神。ヤクルト、巨人とのV争いの中、今後の鍵を握るのは「7回の男」だ。

 今季の勝利の方程式は8回の岩崎、9回のスアレスと絶対的な2人が君臨。後半戦に入って無失点のセットアッパー、クローザーにつなぐことができれば、勝利はほぼ間違いないほどの信頼感がある。しかし、問題は7回。本来なら投手キャプテンの岩貞が任せられるはずの“職場”だが、今季はなかなか調子が上がらない。

 そこで候補に挙がるのは若手の3人。矢野監督は「小川、馬場、及川あたりで7回をどう乗り切るかを考えている」と話す。実際、8月以降は大事な場面でのマウンドが増えてきた。

 後半戦。先発投手が5回で降板して勝利した試合が3試合あるが、まず8月15日の広島戦(京セラD)は秋山から及川、馬場、アルカンタラ、岩崎で白星を奪取した。9月8日のヤクルト戦(甲子園)、10日の広島戦(マツダ)はともに、小川、及川、岩崎、スアレスの継投で勝利をつかんだ。

 「今の一平(小川)ならどの場面でいってもいいかなと。打たれる日もあると思うけど、こっちも納得して送り出すような投球をしてくれているんでね。及川もいいものを見せてくれている。今は一生懸命腕を振るというのが精いっぱいかもしれないけど、そういう中からいろんな経験をして大きな投手になってもらいたい」と指揮官。新戦力への期待は高い。

 高卒2年目ながら150キロ超の直球とスライダーが武器の及川に、空振りを狙えるスプリットが魅力の馬場。持ち味であるパワーチェンジ以外の変化球も格段に精度が上がった小川。3人とも魅力あふれる投手だ。近代野球はリリーフ投手が重要視される。真夏を過ぎて疲労の色が濃くなる今、三つどもえの戦いを制すには、一日も早い勝ちパターン確立が求められる。(記者コラム=阪神担当・中村 晃大)

◇「7回の男」になり得る投手の今季成績

及川  雅貴 27試合 2勝2敗6ホールド 防御率3・45

小川  一平 11試合 1勝0敗2ホールド 防御率3・38

馬場  皐輔 35試合 3勝0敗8ホールド 防御率4・17

岩貞  祐太 42試合 4勝0敗12ホールド防御率4・42

アルカンタラ 12試合 2勝2敗2ホールド 防御率4・06

藤浪 晋太郎 21試合 3勝3敗4ホールド 防御率5・21

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請