【神戸新聞杯】シャフリヤール、ダービー馬は最近10年無敗のトライアルから第一歩

スポーツ報知
入念に乗り込んで秋初戦を迎えるシャフリヤールと福永

◆第69回神戸新聞杯・G2(9月26日・芝2200メートル、中京競馬場)

 菊花賞トライアル第2弾の第69回神戸新聞杯・G2(芝2200メートル=3着までに優先出走権)は26日、中京競馬場で行われる。ダービー馬シャフリヤールが満を持して復帰。8月12日の帰厩後1か月以上の乗り込みを経て、さらなる飛躍を見据える秋の第一歩を踏み出す。

 綿密なコンタクトが強い信頼を生んでいる。16日、栗東・CWコースでの1週前追い切り後。この中間、シャフリヤールの追い切りに3度目の騎乗となった福永は満足そうに切り出した。「先週は物足りなさがあったが、今日は動けていた。(当週は)そんなに負荷をかけなくても大丈夫だと思う」。馬上から常に感覚をつかんでいるからこそ感じる手応えだった。

 史上2位の速さとなるキャリア4戦目でのダービー制覇から3か月半。ジョッキーは「体がたくましくなった」と成長を感じつつ、「春よりは前進気勢の強い馬になっている。血統的にもつくり方次第では(適距離が)マイルから2000メートルになり得る馬」と冷静に分析する。

 栗東にいる時はほぼ毎日、藤原英厩舎の馬の調教に騎乗し、トレーナーと意見を交わす。「うまく“中学生”から“高校生”に上がっている。心技体、すべてうまいこと成長している」。そうシャフリヤールの成長をみる藤原英調教師の今年23勝のうち、実に15勝を福永がつかみとった。陣営と主戦が一体となり、万全の調整過程を踏んでいる。

 最近10年、秋に国内で始動したダービー馬5頭はすべて神戸新聞杯を選択し、全勝。福永も昨年、単勝1・1倍と圧倒的な支持を集めたコントレイルで期待に応えた。昨年はコントレイルの無敗を継続する重圧があったが、今回はシャフリヤールがすでに1敗を喫していることもあり、「気楽に乗りたい」と自然体だ。その後は「ここの結果次第」(藤原英師)と現時点で未定だが、ダービー馬に課せられた使命は変わらない。強い競馬で結果を出し、G1戦線での充実へとつなげる。(山本 武志)

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