【神戸新聞杯展望】ダービー馬シャフリヤールが始動

スポーツ報知
神戸新聞杯に出走予定のシャフリヤール(カメラ・高橋 由二)

 第69回神戸新聞杯・G2は9月26日、中京の芝2200メートルの舞台で行われる。

 デビュー4戦目の日本ダービーで世代の頂点に立ったシャフリヤール(牡3歳、栗東・藤原英昭厩舎)が始動戦に挑む。そのダービーでは道中、動きづらいポジションに入ったうえ、直線で行き場をなくしたシーンもあったが、即座にインに切り返して、エフフォーリアを鼻差競り落とした。レースセンスの良さと、瞬時の反応は超一流馬のそれだろう。440キロ台の馬格だが、夏を越して、調教で馬体が減らないタフさを身につけ、充実度を増した。1週前のウッドチップの走りにも切れがあり、すでに態勢は整っている。

 皐月賞、日本ダービーともに3着のステラヴェローチェ(牡3歳、栗東・須貝尚介厩舎)は凱旋門賞に登録があったが、今秋は国内専念を決めた。中間の坂路で51秒台をマークするなど、ここまで調整は順調に進んでいる。女傑クロノジェネシスと同じバゴの産駒で、須貝調教師も「体高が伸びて状態も良好」と太鼓判を押すだけに、成長力をもって立ち向かいたい一戦。サウジアラビアRCのレースぶりから左回りはいい。ひと雨くれば楽しみはさらに広がる。

 京都2歳Sから間隔が空いたダービーTR・青葉賞を制したワンダフルタウン(牡3歳、栗東・高橋義忠厩舎)。その勢いで臨んだ日本ダービーは10着と敗れたが、スローな流れと3コーナーでの接触もこたえた敗戦だった。騎乗した和田竜二騎手が「時計が速すぎて対応できなかった」とコメントしただけに、時計を要する馬場の方がベターか。

 青葉賞2着でダービー切符を得ながら体調が整わず、日本ダービーを回避したキングストンボーイ(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。1週前追い切りで、すでに軽快な走りを披露しており、休養効果は十分に感じられる。期待を胸に秋初戦に向かう。

 日本ダービー11着からの参戦レッドジェネシス(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)はポテンシャルが高く、マークが必要だろう。(大上 賢一郎)

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