【高校野球】日本航空石川が8強入り 北陸屈指のスラッガー、内藤鵬が驚きの初登板「ほどよい緊張感でした」

スポーツ報知
緊急登板した内藤

◆秋季高校野球石川県大会 ▽3回戦 日本航空石川6-3津幡(20日・石川県立)

 夏4強の日本航空石川は、6-3で津幡を下し、8強入りを決めた。北陸屈指の右スラッガー、内藤鵬三塁手(2年)はチャンスの場面で敬遠気味に勝負を避けられ、3四死球、無安打に終わったが、9回二死満塁のピンチでは、緊急リリーフで公式戦初登板。「あの場面で出番はあるかなと思っていた。マウンドに上がるのは、1年生大会以来ですが、点差があったので、ほどよい緊張感で投げられました」と内藤。力強い直球を見せつけ、初球はいきなり135キロをマーク。ストレートで押し、2ボール2ストライクからは、縦に大きく曲がり落ちるスライダーで空振り三振に仕留めた。

 180センチ、100キロの堂々とした体格から繰り出す、パワフルなバッティングが持ち味だ。春の県大会では5本塁打、夏の石川大会では2本塁打を放って大ブレーク。バッティングが注目されてきたが、密かに投球練習も続けてきた。「もともと投げるのが好き。試合でも投げたいと思っていました」。2日に1回はブルペンで投げ込み、実戦形式の練習で投球。最速137キロをマークするなど、投手としても抜群の運動能力を発揮する。

 新チームになってからは、新キャプテンに指名された。「チームを引っ張らないといけない。今まで以上に気合いが入っています」。体の切れを出すため、夏の大会後はチームメートと競争しながら20メートルダッシュ、20本を走り込んできた。「15本を過ぎたあたりから足がもつれてくる」と苦笑い。自主トレでも2時間、黙々とバットを振り続け、スイングスピードはプロ顔負けの159キロに到達した。

 高校通算34本塁打をマークし、今大会は金沢商との初戦で、バックスクリーンへの3ランを放つなど、好調をキープ。マークは厳しくなるばかりだが「今年は自分以外に打てるバッターが揃っている。打ちたいという気持ちはあるが、(四球でも)ありがとうという感じです。球速は140キロ、ホームランは通算65本を打って、石川県記録を破りたい」と内藤。抜群のパワーを武器に、投打でチームを引っ張る。(中田 康博)

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