三浦龍司、別次元V2 男子3000メートル障害 トラックから駅伝へ手ごたえ

スポーツ報知
男子3000メートル障害で2連覇を達成した順大・三浦龍司(中央=カメラ・太田 涼)

◆陸上 日本学生対校選手権最終日(19日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子3000メートル障害決勝は、日本記録保持者の三浦龍司(順大2年)が8分32秒47で2連覇した。日本人初入賞となる7位に入った東京五輪以来のレースで一度も先頭を譲らず独走。レベルアップした強さを10月10日の出雲駅伝から始まる学生駅伝シーズンで発揮することはもちろん、マルチランナーとして3年後のパリ五輪も見据えた。

 影すら踏ませなかった。三浦はスタートから一度も先頭を譲らない横綱相撲で2位に10秒以上の差をつけると、いつも通りのクールなフィニッシュ。「(対校戦の)得点を確実に取れたことにホッとしている」。トラックから駅伝への移行期という難しい時期だが、別次元の強さだった。

 東京五輪では予選で8分9秒92の日本新、決勝で7位と次々と歴史を塗り替えた。今レースが今季の同種目最終戦。「充実したトラックシーズンでした」と振り返りつつ、「3年後を見据えてレベルアップしたい」。世界一を見据えて、すでに視線はパリ五輪にあった。

 昨季はロードの弱さを自覚していたが、今は目前に迫った駅伝シーズンへ手応えを深めている。「五輪を経て、自信がついた。強くなった自分を見せられたら」。夏合宿の走り込みも順調に消化し、長い距離にも対応できる体が整いつつある。進化を続ける学生オリンピアンに弱点はない。

(太田 涼)

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