“どつき漫才”の第一人者「正司敏江・玲児」敏江さんが脳梗塞で死去 80歳

スポーツ報知
正司敏江さん

 夫婦漫才コンビ「正司敏江・玲児」として人気を博した正司敏江(しょうじ・としえ)さん(本名・及川キミコさん)が18日午前1時59分、脳梗塞のため大阪市内の病院で亡くなった。80歳だった。

 松竹芸能によると、敏江さんは3週間ほど前、家族と過ごしていたところ、体調不良を訴えて緊急搬送されたという。葬儀は長女を喪主に近親者のみで営まれた。

 敏江さんは1940年、香川・小豆島生まれ。57年に女性音曲漫才トリオ「かしまし娘」に弟子入りした。62年に正司利江の芸名で、芳江、春江とのトリオ「ちゃっかり娘」を結成するが、64年に正司玲児(しょうじ・れいじ)さんと結婚。68年に、敏江に改名して夫婦漫才コンビ「敏江・玲児」を結成。大阪・道頓堀角座でデビューした。

 新作漫才披露時にかみ合わず、舞台上で本気のどつき合いになって大ウケしたこと機に、「どつき漫才」へ発展。ボケの敏江さんにツッコミの玲児さんが平手打ちし、お互い殴りけり合う芸風の第一人者で、69年には上方漫才大賞新人賞を受賞した。

 スーツ姿の玲児さんの隣で敏江さんは着物を着て、短い髪に大きなリボンを付る愛きょうのあるキャラクターで通し、対照的なルックスも笑いにつながった。

 76年に玲児さんの浮気が一因となり2人は離婚するが、その後もコンビを継続。離婚のネタにしてさらに芸をスケールアップさせた。

 10年には玲児さんが71歳で死去。その後は、ピン芸人として活動していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動を控えていたため、20年2月の心斎橋角座での漫談が最後の仕事となった。

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