アーセナル冨安健洋、2戦連続先発 厳しいフィジカル戦制し1-0勝利に貢献

スポーツ報知
バーンリー戦で右サイドバックを務めた冨安健洋(ロイター)

◆イングランド・プレミアリーグ ▽第5節 アーセナル 1-0 バーンリー(18日、英国・バーンリー ターフムーア)

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋が敵地のバーンリー戦に先発出場し、1-0で勝利した。加入以降、2戦連続でスターターに入り、4-3-3の右サイドバックでフル出場。前節・ノリッジ戦に続き、ディフェンダーの勲章と言える完封勝利の“クリーンシート”を達成した。

 バーンリーは現在のプレミア20クラブの中でも最も『フィジカル』なチームと言われる相手だ。2トップは身長186センチのアシュレー・バーンズと191センチのクリス・ウッズ。この巨漢FW2人にロングボールを集め、リーグ随一の肉弾戦を仕掛けてくる。激しいサッカーを今も伝承する相手と対峙した冨安は、しっかりと結果を残した。

 プレミアに移籍して2戦目の新人とは思えないプレーだった。ロングボールとカウンターで攻め上がるバーンリーの攻撃に対し、右サイドから指を差し、3人の同僚DFに大声で指示を出す。自らは再三相手の懐に飛び込んでスルーパスやクロスをカット。ボールに食らいつく離れない守備で、チームの劣勢を何度も救った。

 前半26分には右サイドの奥から50M級のサイドチェンジパスを逆サイドの左サイドバックのティアニーにピンポイントで通し、その素晴らしいクオリティーで敵地のサポーターにため息をつかせた。そして前半30分、ウーデゴールがゴール正面17メートルの絶好の位置の直接FKを自慢の左足で決めて先制した。

 その後、冨安は2点目を狙い、前半終了間際に最前線に張り出し、DFながらゴールへの意欲も見せつけた。後半は1点を追うバーンリーの押し上げと波状攻撃にしっかりと耐えた。

 バーンリー戦の前日会見、アルテタ監督は報道陣からの「冨安はノリッジ戦でのプレミアデビュー戦で既にファンから認められたようが…」と質問された。指揮官は「それは我々のファンが非常に知的だということだろう。冨安はそのクリーンな見た目でも分かる通り、非常に誠実な選手。どんなボールにも自分の全てをかけて向かっていく。そんなサッカーに対する姿勢がファンに訴えたのだろう」と語っていた。冨安の真摯な姿勢がバーンリー戦でさらに開花した形になった。

 67年ぶりとの開幕3連敗で始まった今季のアーセナル。だが冨安加入以来、2戦連続の完封勝ちで、2連勝を上げた。

 試合後、アルテタ監督は「この勝利は本当にハードな戦いを制した結果だ。特に常にボールを追い、クロスを止め、シュートをブロックし、自軍のゴール前を守り通したプレーは圧巻だったというしかない」と語って守備陣を賞賛。さらに冨安については「非常に素晴らしかった。常にプレッシャーがかかる展開で、本当にがっちりと守ってくれた」と言及。加入2戦目にして存在感を示した日本代表DFを笑顔で労っていた。

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