3連覇の玉井陸斗「五輪のリベンジ、一番気持ちよかった」鬼門の5本目で最高得点

スポーツ報知
玉井陸斗

◆飛び込み ▽日本選手権 最終日(19日、日環アリーナ栃木)

 男子高飛び込み決勝が行われ、東京五輪代表・玉井陸斗(JSS宝塚)が合計516・85点で3連覇を達成した。自己ベスト(528・80点)の更新はならずも、2位に65・00点差をつける圧勝劇。「今までで一番いい内容の試合だった。やることをやったら結果はついてくると思っていた」。この種目の3連覇は、07~09年の村上和基以来、12年ぶり10人目となった。

 6本中5本で80点以上をたたき出したが、特に5本目の「307C(前逆宙返り3回半抱え型)」では96・90点の最高得点。ジャッジ7人中5人が10点満点中9・5点をつけた。東京五輪では、予選、準決勝、決勝と全て失敗に終わった鬼門の307C。「一番気持ちよく入った。五輪のリベンジだと思っていた。いい演技ができた」と、自画自賛だった。

 前日の3M板飛び込みは3位に終わり、2年連続の2冠は逃した。1週間ほど前に「軽いぎっくり腰のようになって…」とコンディションは万全ではなかった。「(腰は)今日は気にならなかった。(疲労は)朝がしんどかったが、午後は体が自然と動いた」と、ここ一番の集中力でカバーした。

 東京五輪では7位入賞を果たした15歳。来年には福岡で世界水泳があり、さらに上位に照準を合わせる。「五輪で飛び込み人生の第一歩を踏み出せた。世界水泳は第二歩として、勢いよくいけたら」。貴重な経験を積んだシーズンはこれで一区切りとなる。「とりあえず寝たり、漫画を読んだりしたい」と、中学生らしい願望も口にした。

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