清水9戦ぶり勝利…チアゴサンタナ3戦連発

スポーツ報知
VARを経て先制ゴールが認められ、抱き合って喜ぶ清水FWチアゴサンタナ(左)とMF松岡

◆明治安田生命J1リーグ▽第29節 清水2-1仙台(18日・IAIスタジアム日本平)

 清水エスパルスは、ホームで仙台に2―1で勝利し、9試合ぶりの勝ち点3をもぎ取った。前半19分、FWチアゴサンタナ(28)の3試合連発の今季10得点目で先制。後半7分、FW藤本憲明(32)が移籍後初ゴールでチーム6試合ぶり複数得点。同15分に失点を許すも体を張った守備で逃げ切った。残留争いへ 負けられない戦いを制し、順位も15位へと浮上した。

 下位対決制し15位に エスパルスの執念が上回った。長い8分のロスタイムを耐え抜き試合終了のホイッスルが鳴ると、イレブンはハイタッチで喜びを分かち合った。ロティーナ監督(64)は「しっかり最後まで全員で戦って勝ち点3が取れた。選手は自信が必要だった。非常に大きな勝利」と76日ぶり白星を喜んだ。

 口火を切ったのはストライカーの一撃だ。前半19分、MF西沢健太(25)のCKをFWチアゴサンタナが合わせて待望の先制点。一度はオフサイドの判定も、VARの結果ゴールと認定された。3試合連発チームトップの今季10点目で試合の主導権を握った。

 コロナ禍で、家族を母国ブラジルに残し日本で単身赴任で生活している。異国の地でも筋トレなどで体のケアを徹底し、この試合を含めて今季28試合出場。チームのために戦う男の“癒やしタイム”は、ブラジルの家族と朝に約1時間ほどテレビ電話をすることだ。

   降格圏内6差広げた もう一人のストライカーがゴールマウスをこじ開けた。後半7分、ボールを持った相手GKに素早く寄せたFW藤本が押し込み移籍後初ゴール。チアゴサンタナから祝福の肩車をされ笑顔が弾けた。清水加入後初勝利に「もっと豪快に取りたかったけど、素直にうれしかった。この勝ち点3は大きいものがある」と喜びを語った。

 同15分には失点を許し、終盤押し込まれる展開も、体を張った守備で守り切り今季6勝目を挙げた。後半23分にはFWカルリーニョスジュニオ(27)が7試合ぶりに出場。昨季のチーム得点王もけがから復活した。カップ戦2試合を含めて今季仙台戦4連勝を飾った。

 順位も15位に浮上し、降格圏内(17位以下)と6差。次戦24日は、ホームに神戸を迎え入れる。今季初の連勝で、さらに勢いを加速させ、降格争いから脱出する。(森 智宏)

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