【オリックス】山本由伸、「YOSSY」ユニでロッテのマジック点灯阻止 11連勝で宮城に3差14勝

スポーツ報知
あだ名のユニホームを着た山本由伸(左)を指差すスティーブン・モヤ

◆パ・リーグ オリックス4―0西武(18日・京セラドーム大坂)

 背中に記された「YOSSY」のニックネームがかわいらしい。見た目も少年のようなあどけなさが残る。だが、投げ込む剛球はえげつない。山本が8回を散発5安打の無失点、11奪三振で11連勝。球団では、13連勝した10年金子以来6人目の大型連勝だ。3回先頭の川越から奪った三振は、球団最速494回1/3での通算500奪三振。14勝、165奪三振、防御率1・46でリーグ独走の“3冠右腕”は「記録もあるが、とにかくチームが勝たないといけない状況。全部勝つ気で投げている」。敗れて、ロッテが勝てば自力優勝の可能性が消滅する状況で、大黒柱が立ちはだかった。

 キッズ向けイベント「Bsオリっこデー」3連戦の初日。試合直前、ナインはニックネームでメンバー紹介された。山本は中学時代まで呼ばれた「ヨッシー」。「試合前、集中していたのに(場内放送で)呼ばれて恥ずかしかった」と照れたが、得点圏に走者を置いたのは2度だけで、三塁を踏ませなかった。

 中学時に所属した東岡山ボーイズでは週4、5日の練習。夏休みは毎日で、自宅から練習場が遠いため早朝6時に家を出て、帰宅は夜10時頃。それでも練習のない学校帰り、近くの公園で友人と集まる「遊び」も野球だった。プロ入り後も休日はゴルフや釣りなどに興じるが「少し続くと飽きる。野球はならない。自然とやりたくなる」。根っからの野球少年だ。

 8月29日以来の本拠地で、同日以来の連勝。首位・ロッテとのゲーム差を2・5に詰めた。中嶋監督は、右腕の頼もしさを「誰でも分かるでしょ。誰もが思っているでしょ」と、この上ない言葉で表した。

 お立ち台で子どもたちへメッセージを求められた山本は、満面の笑みで伝えた。「やりたいことを、やりたいだけやりましょう」。好きこそ物の上手なれ―。背番号18が少年少女の最高のお手本だ。(宮崎 尚行)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請