【オリックス】山本由伸、球団4位タイの11連勝!今季14勝「3冠」独走

スポーツ報知
背中に「YOSSY」と書かれたユニホームを着た山本由伸(左)と、山本を指差してたたえるスティーブン・モヤ

◆パ・リーグ オリックス4―0西武(18日・京セラドーム大阪)

 オリックスの山本由伸投手が、8回5安打無失点で11奪三振の快投を見せてリーグトップ独走の14勝目を挙げた。自身11連勝は球団では足立光宏(72年)、佐藤義則(85年)に並ぶ4位の連勝記録。勝数に加えて165奪三振、防御率1・46もリーグ独走の「3冠」で、山本は「1つずつ、積み重ねていけたら」と控えめに喜びをかみしめた。

 最速157キロの直球を軸に、力で圧倒した。得点圏に走者を背負ったのは2度だけで、三塁すら踏ませぬ内容。3回先頭の川越から奪った三振は、球団最速となる494回1/3での通算500奪三振で花を添えた。右腕は「走者を出す回も多くなったが、何とかピンチを抑えられたので良かったと思う。今は2位になってしまっているけど、絶対に越すぞという気持ちで戦っていこうと思う」と2・5ゲーム差に詰めた首位・ロッテの背中を強く見据えた。中嶋監督は、その頼もしさを「誰でも分かるでしょ。誰もが思ってるでしょ」と答えて、信頼感の厚さを示した。

 打線は両軍無得点の4回無死一、二塁で、モヤが決勝打となる先制の2点適時二塁打。5回には2試合連続で3番に入った、高卒2年目の紅林が6号2ランで貴重な追加点を挙げて押し切った。重要な打順を担っている紅林は「(前の試合の)朝、スタメンを見たときにビックリしたけど、監督やコーチにも、3番じゃなくて、ただ3番目だからと。それでリラックスしていけたのが良かった。やることはずっと変わらず、バントもするし、僕の仕事をやるだけ」と謙虚に振り返った。指揮官は「ビックリですよ。ここまで試合に出てきて、その中で成長も見えるし、まだまだ足りないなってのもあるけど、シーズン終盤になって、落ち着いて今、打席に立てているというのは非常にいいこと」と評価した。

 打線は主砲の吉田正が離脱しており、この日は、ジョーンズが親族に不幸があったために一時帰国する予定で出場選手登録を抹消。中嶋監督は「(打線は)皆でつなぐということしか考えていない。1人1人、全員で考えて、つないでくれたらいいと思う。いろいろなことが起きて、いろいろな選手がいなくなってしまったけど、本当に今いる選手で、どうにかやっていくしかない。何とかやり繰りしていきたい。久々に京セラドームに帰ってきてホッとしているけど、勝てて良かった」と8月29日以来に戻ってきた本拠地で、同日以来の連勝を果たし、頬を緩めた。

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