9月18日の中山11R・初風S(3歳上3勝クラス、ハンデ、ダート1200メートル=16頭立て)は、5番人気のアイアムハヤスギル(牡5歳、美浦・奥平雅士厩舎、父ヨハネスブルグ)が鮮やかな差し切り勝ちを決めた。勝ち時計は1分9秒4(不良)。
道中は6、7番手を追走。直線で馬群を抜け出すと鞍上のゴーサインに応えて、ゴール直前でオヌシナニモノ(斎藤新騎手)を0秒1差でとらえた。
19年2月以来のコンビとなった戸崎圭太騎手は「前回乗った時から、ダートが合っていると思っていた。競馬が上手だし、いい勝ち方ができましたね」と快心の勝利を振り返った。
これでオープン入りを果たしたが、奥平雅士調教師は「短距離馬特有の硬さがあるし、ここまできて無理はしない」と今後は馬の状態を見て決める構えだ。