【大学野球】慶大のドラフト上位候補スラッガー・正木智也が三冠王&大学4冠目指す

スポーツ報知
慶大・正木智也

 東京六大学野球秋季リーグ戦が19日、神宮で開幕する。10月11日のドラフト会議で上位候補に挙がる慶大のスラッガー・正木智也外野手(4年)は「最後にいい形で終われるようにしたい」と、チームとして大学4冠、個人として3冠王という2つの目標に掲げ、有終の美を飾る決意を示した。

 偉業達成を目指す。慶大は今春リーグ戦を3季ぶりに制すると、続く全日本大学選手権でも決勝で福井工大に13―2で大勝。圧倒的な力を見せつけて34年ぶりの大学日本一に輝いた。「秋もリーグ戦、明治神宮大会を優勝して4冠を達成したい」。見つめる先は、08年の東洋大以来となる史上6度目のグランドスラムのみだ。

 個人としても、頂点を狙う。今春は4本塁打、12打点で打撃2冠に輝いたが、打率は2割5分7厘にとどまった。この夏はレベルアップを目指し、高めの球に対するスイングを磨き直した。「苦手意識はなかったんですけど、高めの甘い球を打っていくことで打率も上がっていくと思う。秋こそは3冠王を取りたいです」。19年秋の慶大・郡司裕也(現中日)以来となる大記録に照準を定めた。

 今年のドラフトは例年より2週間ほど早く、リーグ戦真っただ中で運命の日を迎えることとなる。「意識してしまう部分はあるんですけど、大学野球をしっかりやった上で、というのがドラフトにも自分の野球人生にもいいことだと思う」。雑念を振り払い、目の前のラストシーズンに集中する構えだ。

 当初11日の予定だった開幕は、法大で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを受け1週間延期となり、18日も台風接近のため中止に。19日にずれ込んだ。慶大は開幕カードで東大と対戦する。正木は今季から本職の外野に復帰。バットだけでなく、守備でもチームの勝利に貢献して、自らの花道を飾る。(北川 栞)

 ◇正木 智也(まさき・ともや)1999年11月5日、東京・大田区生まれ。21歳。雪谷中では世田谷西シニアに所属し、3年春に全国大会16強。慶応高では通算50本塁打も甲子園出場なし。慶大では1年春からリーグ戦に出場し、通算61試合で打率2割9分9厘。10本塁打、43打点はともに現役最多。今春の全日本大学選手権では、準決勝、決勝と2試合連続アーチを放つ活躍で最高殊勲選手賞を獲得した。182センチ、87キロ。右投右打。

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