藤波辰爾、67歳でシングル王座奪取「若いころを思い出した」…HEAT―UPとどろきアリーナ大会

スポーツ報知
2冠王に輝いた藤波

◆HEAT―UPとどろきアリーナ大会(17日、神奈川・川崎市とどろきアリーナ)

 今年、デビュー50周年を迎えた“プロレス界のレジェンド”藤波辰爾(67)が17日、HEAT―UPのとどろきアリーナ大会でTAMURA(41)のHEAT―UPユニバーサル王座とPWL世界王座のシングル2冠へ挑戦。2001年12月11日に武藤敬司が持つ3冠ヘビー級王座に挑戦して以来、20年ぶりのシングル王座に挑戦した藤波は14分18秒、コブラツイストでTAMURAを破り、2冠王に輝いた。

 試合は、TAMURAの足4の字固めで苦しい展開となったが、ドラゴンスリーパー、ドラゴンバックブリーカーの“ドラゴン殺法”で苦境を脱すると、雪崩式のドラゴンスクリューで勝機を見いだし、最後はコブラツイストで絞め上げギブアップを奪い、勝利した。

 藤波のシングル戴冠は、師匠のアントニオ猪木氏が引退した1998年4月4日の東京ドーム大会で佐々木健介を破りIWGP王座を奪取して以来、23年ぶり。デビュー50年に華を添える67歳でのベルト奪取に「足がもつれそうになったけど、若い頃をもう一度思い出させてくれて、こんなご時世の中でもう1回頑張ろうって気にさせてくれました。50年経ってもまだ飽きないというのは幸せなこと」と言葉を弾ませ「これからも期待に応えないと。このベルトに色を付けて恩返ししたい」と今後の防衛への意欲をあらわにした。

 14日にはアントニオ猪木、ジャイアント馬場、長州力、天龍源一郎、ジャンボ鶴田とともに、初の日本プロレスにおける殿堂入り表彰を受けた。その中で唯一現役として活躍する。

 この日のフィニッシュは、師匠・猪木氏の必殺技「コブラツイスト」だった。現在、師匠は難病指定の「心アミロイドーシス」と闘っている。「猪木さんへのエールも込めました」と明かしていた。

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