荒木絵里香が現役引退へ…バレーボール女子日本代表主将、五輪4大会連続代表の鉄人

スポーツ報知
荒木絵里香(ロイター)

 バレーボール女子の2012年ロンドン五輪銅メダルで、今夏の東京五輪で日本代表主将を務めた荒木絵里香(トヨタ車体)が、今季限りで現役を引退することが17日、分かった。関係者が明らかにした。

 荒木は08年北京大会から、37歳で迎えた今年の東京大会まで4大会連続で五輪に出場し、身長186センチのミドルブロッカーとして、代表を引っ張り、ロンドン、東京大会では主将も務めた。

 13年にはラグビー元日本代表の四宮洋平さんと結婚し、一時引退したが、14年に長女・和香さんを出産し、同年秋に再びコートに戻った。15年には全日本に復帰し、16年リオ五輪にも出場した。

 現在7歳となる長女について、荒木は「東京五輪で自分がプレーする姿を見せたい」と常々、語っていた。

 今夏の東京五輪では、銅メダルを獲得した12年ロンドン五輪以来の主将を任されたが、東京大会は1年延期に。当時の心境を「延期の決定を聞いた瞬間は正直、かなりショックでした。2020の夏を私自身、バレーボール選手としての集大成として考えていたし、家族の協力含めてプランもあったので。けれど、東京五輪への覚悟もあったので、家族とも話して数日後には切り替わりました。目標は変わらないし、挑戦することをあきらめることもできません」と、語っていた。

 自身がプレーする姿を娘に理解してもらう時までユニホームを着ていたいという思いもあったという。コロナ禍の中で過ごした昨年、スポーツ報知の取材に「娘が生まれた頃によくこの話をしていましたが、成長した娘は全然望んでいないのが現状でした。ママが日本代表でプレーすることよりも、自分のそばにいてほしい思いの方が強く、『バレーボールやめて。他のママみたいにお家にいてほしい』と、はっきり言われたこともあります」と語っていた。今後は、母親として存分に愛情を注げそうだ。

 ◆荒木絵里香(あらき・えりか)1984年8月3日、岡山県倉敷市生まれ。37歳。東京・成徳学園高(現下北沢成徳高)で高校3冠を達成。五輪は08年北京大会から4大会連続出場。12年ロンドン大会では銅メダルを獲得。ミドルブロッカー。186センチ、78キロ。

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