前回の箱根駅伝で2位と躍進した創価大の「駅伝男」嶋津雄大が1万メートルで6位「次の箱根駅伝では9区で区間記録を狙いたい」

スポーツ報知
創価大の嶋津雄大㊧とムルワ

◆陸上 日本学生対校選手権 第1日(17日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子1万メートル決勝は、駿河台大のジェームズ・ブヌカ(4年)が27分58秒60で2連覇を果たした。創価大のフィリップ・ムルワ(3年)が28分00秒36で2位、武蔵野学院大のチャールズ・カマウ(2年)が28分29秒48で3位だった。関学大の上田颯汰(3年)が28分52秒63で日本人トップの全体5位。創価大の嶋津雄大(4年)が28分53秒52で日本人2位の全体6位だった。

 激しい日本人トップ争いで、創価大の嶋津は、関学大の上田に敗れたが、その表情は充実感にあふれていた。「100点満点です。夏合宿が終わったばかりで調整はほとんどしていません。その中で絶対に入賞する、と思っていました」と笑顔で話した。

 嶋津は、生まれつき「網膜色素変性症」という病気で視力が弱いハンデを持つ。特に暗くなると、見えにくくなる。この日は午後7時のスタート。「照明が明るいのでレースは大丈夫でした。ウオーミングアップが不安でしたが(明るい)室内練習場を使わせてもらえた。運営の方々に感謝します」と話した。

 チームメートのムルワも2位と健闘した。「出雲駅伝(10月10日)に向けてチームに勢いがついた。チーム目標は3位。僕はアンカー(6区)を走りたいです。走るつもりです。アンカーと言えば嶋津、と言ってもらえるようになりたい」とチーム初参戦となる学生3大駅伝開幕戦へ意欲的に話した。

 嶋津は駅伝で圧倒的な強さを持つ。前々回、2年時の箱根駅伝は10区で区間新記録の快走でチームを11位から9位に押し上げ、創価大初のシード権(10位以内)獲得の立役者となった。前回の箱根駅伝では4区を担い、区間2位。チームをトップに引き上げ、往路優勝と総合2位に貢献した。

 4年時で迎える箱根駅伝に向けて「9区を走りたい。9区と10区で区間記録保持者として名前を並べられたら格好いいじゃないですか」と笑った。もちろん、チームのために往路を走る心構えもある。「2区を走れる準備もしています」とやる気をみなぎらせた。

 創価大が誇る「駅伝男」嶋津は、トラックで結果を出し、自信を持って駅伝シーズンに突入する。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請