41歳・寺内健が貫禄の6連覇、坂井丞との東京五輪ペア存続は「立ち止まって考える」

スポーツ報知
寺内健

◆飛び込み 日本選手権 第1日(17日、日環アリーナ栃木)

 男子シンクロ板飛び込みは、東京五輪代表の寺内健、坂井丞(ともにミキハウス)組が、397・02点で貫禄の6連覇(昨年大会は種目実施なし)を達成した。日本勢で夏季最多タイとなる五輪6大会連続出場を果たした41歳の寺内は、これが五輪後初めての実戦だった。

 寺内は五輪のこの種目で5位入賞。個人でも板飛び込みで08年北京五輪以来、13年ぶりとなる決勝進出を果たし、12位に入った。大舞台の直後とあって「ちょっとでもいい演技を、と肩に力が入っていた」と苦笑いしたが、それでもしっかりまとめてくるのがベテランの味だった。

 既に寺内は来年5月の世界水泳(福岡)、3年後のパリ五輪も視野に入れて現役続行の意思を表明。しかし、坂井とのペア存続に関しては、互いの意思の一致が大事なことから「一度立ち止まって考える。シンクロを2人でやるかやらないか、からスタートしないといけない」と、慎重に方向性を出す構えだ。

 近年は原因不明のじんましんに悩まされてきた坂井は「もう限界じゃないかと思ったこともあったが、五輪で今までになかったいい演技ができて、まだいけるのかなという思いも出てきた」と、揺れる思いを吐露した。

 寺内は五輪後、尊敬する柔道五輪3連覇の野村忠宏さんに「これからも頑張れよ」と激励されたという。年内の試合はこの日が最後。しばしの休息を経て、相棒とともに進むべき道を決める。

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