東京マラソン2021は来年3月6日に再延期 一般ランナーは出走権保持か全額返金

スポーツ報知
昨年大会でマラソン男子の全体4位、日本人トップでフィニッシュする大迫傑

 東京マラソン財団は17日、都内で臨時理事会を開催した。来月17日に行われる予定だった「東京マラソン2021」を来年3月6日へ延期とすることなどを決定。都内への緊急事態宣言が今月末まで延長されたことなどを受け、苦渋の決断となった。また、同日に開催予定だった「―2022」は史上初の中止となる。

 レースの行われる予定だった来月17日は緊急事態宣言の期間から外れているが、大会要項には「開催1か月前以降に緊急事態宣言が発せられている場合」は中止を決定する基準にあたると記されている。厳密な感染拡大防止策に加えて、海外一般ランナーの参加見送りや一般参加者を3割減らすなど人数にも制限をかけたが、延期せざるを得ない状況となった。

 昨年大会は一般参加を中止して3月に行われ、エリートランナーのみで実施した。今夏の東京五輪で6位入賞を果たして引退を表明している大迫傑が2時間5分29秒の日本新(当時)をマークして日本人トップの4位。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために沿道での応援自粛を求めていたが、実際は観光名所の浅草・雷門周辺などに多くの人が集まり、マスク姿で声援を送った。観客は例年の100万人に比べ、10分の1以下の7万2000人に減少。しかし、札幌で行われた東京五輪の競歩・マラソンでも沿道に多くの人が駆けつける姿が見受けられ、今大会も密に近い状況となることが予想されていた。

 当初は今年3月7日に実施予定だったが、エリートから市民ランナーまで参加できる「通常開催」を目指して10月17日に延期。今回の措置で2度目の延期となる。2万5000人の一般参加者は延期大会への出走権保持かエントリー料の全額返金を選択できる。

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