仕切り直して(美浦)

スポーツ報知

 こんにちは、坂本です。北海道出張から帰ってきてから、少し間が空いてしまいすいませんでした。

 さて、ちょっと前の映画の話になるんですが、最近ようやく「男はつらいよ 50 お帰り寅さん」を見てジーンときたんです。これまでも寅さんのシリーズは、だいたい見てきましたが、年を重ねた登場人物にしみじみしつつ、ちょいちょい回想シーンで振り返る寅さんの思い出や名言が染みましたね。ネタバレはよくないので詳しくは割愛しますが、ラストシーンにアラフォー中年の記者の胸は熱くなり、思わず満男と一緒に涙が…。何かとストレスの多い日々が続いていますが、いわゆる「泣く」と心がすっきりするような気がしますよね。本や映画、ドラマでジーンとするのは、忘れちゃいけないなと感じた次第でした。

 さて、ではそろそろ本題へ。久々に今週は美浦で取材をしましたが、早ければ新潟でデビューする予定だった【ウインエクレール(牝、父ディープインパクト)】は、右トモ球節の腫れというひと頓挫があり、9月16日に放牧に出ました。畠山調教師に聞くと、順調に回復してはいるが、先週の追い切りで反動が出てしまったため、一度リフレッシュして仕切り直すことに決めたそうです。香港G1を2勝したウインブライトの半妹で注目してきましたが、5回東京くらいには間に合ってほしいなどと個人的には思います。

 続いては奥村武厩舎へ。札幌で新馬勝ちした後、放牧に出ている【ホウオウプレミア(牡、父ロードカナロア)】は、百日草特別(11月7日、東京)を視野に考えているそうです。まだ幼い面など課題はありますが、そのぶんの伸びしろは大きそうで、中距離の王道路線を歩んでいってほしいところです。新馬の【オールフラッグ(牡、父トゥザワールド、母クルージンミジー)】は、ダートの短距離でのデビューを考えており、除外も想定して9月26日の中山新馬戦(ダート1200M)から出馬投票していくそうです。印象について奥村武調教師は「いいですよ。動きもメリハリがあるし、なかなかいい反応をします」と語っていました。【リトルポピー(牝、父クロフネ、母リトルアマポーラ)】は、9月25日の中山新馬戦(芝1600M)か10月2日の同新馬戦(牝馬限定、芝1600M)を予定しています。母は08年のエリザベス女王杯の覇者ですね。来週除外になったら、最終週に権利を持ってというイメージのようで、トレーナーは「入厩当初はバランスの悪いところがあったが、リズムが良くなり、今週の追い切りもしっかりと反応できていた。気持ちに余裕がありすぎるので、3頭併せの真ん中を走らせましたが、実戦にいっていい。距離の融通も利きそう」と期待を口にしていました。ちなみに以前に取り上げた【キタサンドーシン(牡、父キタサンブラック)】は、体が減ってしまったため放牧に出されて、年内のデビューを目指す感じになるようです。北島三郎オーナー(名義は大野商事)が所有するキタサンブラック産駒なので大いに気になっていましたが、こちらも仕切り直しとなります。

 そして次は国枝厩舎にいきます。今週9月16日に6月の東京で新馬勝ちした【コマンドライン(牡、父ディープインパクト)】が美浦へ帰ってきました。国枝調教師は「(放牧帰りだから)立派になってはいるけど、特に問題なくきている」と、うなずいていました。サウジアラビアロイヤルC(10月9日、東京)に向けて、ここからピッチを上げていきます。そして7月以来の帰厩となった新馬の【エリカヴィータ(牝、父キングカメハメハ)】は、10月16日の東京新馬戦(牝馬限定、芝1600M)にルメール騎手で予定しています。「最初に来た時よりいいよ。まだメンタルの部分で落ち着かないところはあるけど、いいものがある」と国枝師。記者もイチ押ししていた一頭なだけに、期待したいところです。また同じ三木正浩オーナーの【エリカコレクト(牝、父ハーツクライ、母チェリーコレクト)】は、今週16日にゲート試験に合格しています。きょうだいにダノングレースやワーケアのいる血統です。また【ウィズグレイス(牝、父ディープインパクト、母カラライナ)】は、10月3日の中山新馬戦(芝1800M)でデビュー予定で、「いいよ。しっかりしてきた」と放牧を挟んで良くなってきたとのこと。夏場はなかなか結果が出ていなかった国枝厩舎ですが、そろそろ攻勢を期待したいですね。

 それでは今日のところはこのへんで。

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