デーデー・ブルーノ、ラストのインカレで涙の予選敗退「何も残せないまま終わってしまった」

スポーツ報知
予選を厳しい表情でゴールするデーデー・ブルーノ(カメラ・細野 友司)

◆陸上 日本学生対校選手権 第1日(17日、熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)

 男子100メートル予選で、東京五輪代表のデーデー・ブルーノ(東海大)は13秒04(追い風0・2メートル)の5組7着で敗退した。股関節を痛めて今大会を迎えており、中盤にスピードを上げる局面で痛みが強まった。厳しい表情を浮かべながら、何とかゴールまでは駆け抜けた。「4年間やってきて最後の舞台。何も残せないまま終わってしまったので悔しい」と涙を浮かべた。

 今年6月の日本選手権で100メートル2位と躍進。東京五輪は400メートルリレー要員として代表入りを果たした。出場機会はなかったが「世界はどのレベルか、肌で感じられた。どのくらいじゃないと戦えないか、分かった」と貴重な機会になった。

 日本男子短距離界は、17年の桐生祥秀(日本生命)を筆頭に、4人が9秒台突破を果たした。ただ、世界もまた、速さと強さを増している。「9秒台に入るだけじゃなくて、(9秒)8台、7台じゃないと世界では戦えないので、そこを目標にしてやっている」。まずは、22年ユージン世界陸上。手応えと悔しさを胸に、新星はまた走り出す。

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