NHK大河「青天を衝け」栄一が豪商に囲まれ本領発揮!わびしい慶喜に涙…第27回みどころ

スポーツ報知
NHK大河ドラマ「青天を衝け」で侍たちに「コンパニー」(会社)の何たるかを教える渋沢栄一(左から2人目)

 俳優の吉沢亮が実業家の渋沢栄一を演じるNHK大河ドラマ「青天を衝け」(日曜・後8時)の第27回「篤太夫、駿府で励む」(19日放送)で、栄一がついに商才を開花させる。

 “明治編”で栄一(ドラマ内では篤太夫)が最初に活躍する場は静岡になる。パリから帰国後、駿府で隠居状態の徳川慶喜(草ナギ剛)と再会。その後、自身も駿府に住むことを決める。当時、駿府藩には薩摩・長州率いる新政府軍に敗れ、行き場を失った徳川家臣が集結していた。

 70万石の領地ではまかないきれない人口。ピンチになった藩の財政を栄一が救う。生まれ育った埼玉で磨いた商才と、先進国・フランスで学んだ株式会社や金融機関の知識が融合。武士と商人が力を合わせて商売を行う「商法会所」を設立する。侍の国から近代国家へと変わるスタート地点。演じる吉沢をインタビュー取材した際も「『普段何気なく使っているものが、こういうふうに生まれるのか』という楽しみがいっぱいある。ここからが本領発揮」とワクワクしていた。

 前回12日の放送「篤太夫、再会する」では、フランス帰りの栄一が家族や仲間たちと再会する様子が描かれた。妻の千代(橋本愛)や娘を始め、慶喜と長話も。前々回では意気揚々とナポレオンルックだった慶喜も、寺でわびしい生活に一転。慶喜が鳥羽・伏見の戦いで逃げたことを内心怒っていた栄一も「どんなにご無念だったことでございましょう…」と涙を浮かべるのが精いっぱい。実際の栄一も「涙ばかりでしばらく何も言えなかった」と回想したという。

 前回の世帯視聴率は12・7%で前々回より0・7ポイント回復した。14~15%で推移する「青天―」としては少し寂しいが、裏番組で「鬼滅の刃・第二夜」(フジテレビ系)が放送された影響も大きいかも知れない。

 これまで栄一が無名時代のストーリー展開でも、キスしながら息絶えた徳川斉昭(竹中直人)、江戸城前にて籠の中で銃弾を受けて豪快に散った井伊直弼(岸谷五朗)ら、脇を飾る大物が怪演で盛り上げてきた。今後も三野村利左エ門(イッセー尾形)、岩崎弥太郎(中村芝翫)らベテラン勢が活躍する。吉沢も「周りも変わった人ばかりで栄一もどんどん振り回される」と予告。名優の濃い演技に期待したい。

(NHK担当・浦本将樹)

※視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区

芸能

宝塚歌劇特集
NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請