【ロッテ】耐えて耐えてドロー マジック点灯は18日以降に

スポーツ報知
9回2死二塁、川島慶三の左前打で二塁走者・釜元豪が本塁を突くもタッチアウトとなり試合終了。捕手・田村龍弘 (カメラ・馬場 秀則)

◆パ・リーグ ソフトバンク1―1ロッテ(16日・ペイペイD)

 ソフトバンクと引き分けたロッテの最短でのマジック点灯は18日。ロッテが勝ち、オリックスが敗れると、「25」が点灯する。

 耐えた。しのいだ。同点の9回2死二塁。川島の左前打で二塁走者・釜元が本塁を狙うが、左翼・荻野が本塁へワンバウンドの好送球。生還を封じると、ベンチの井口監督は右手で小さくガッツポーズをつくり笑みを浮かべた。「負けないことが大事だったので」と勝ちに等しい今季17度目のドローを振り返った。

 この日も終盤の好機をモノにした。1点を追う7回2死一、三塁。代打・安田がしぶとく右前へ落とした。「いい当たりではなかったけど、いいところに落ちてくれました。運がよかった」。期待の左長距離砲も不調で「もう1回代打からスタート」(井口監督)と前日15日から先発落ち。28打席ぶりの安打が貴重な同点打となり、22歳は「ずっとチームにも迷惑をかけていたので1本出てよかったです」と胸をなで下ろした。

 1点をもぎ取ると相手に点を与えない。9回無死一塁では三塁手・藤岡が打者の目の前に迫るほどのチャージをかけて甲斐の送りバントを防いだ。「あのプレッシャーでバントが失敗になった」と指揮官。8回も右翼・高部の本塁への好送球で相手の勝ち越しを阻むなど、随所で堅い守りが光った。「守り勝てたことが大きかった」と、井口監督はうなずいた。

 オリックスが勝ったため、マジック点灯は18日以降にお預け。同日の日本ハム戦に勝ち、オリックスが西武に敗れるとマジック「25」がともる。「残り試合、また1日1日戦っていきたいと思います」と井口監督。ロッテらしく、しぶとく粘り強く戦い、着実にゴールへと歩を進める。(秋本 正己)

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