井上康生氏、新たな立場で柔道界の発展へ力を注ぐ 全柔連の新設委員会トップに就任

スポーツ報知
井上康生氏

 全日本柔道連盟(全柔連)は16日、オンラインで理事会を開き、男子日本代表監督を任期満了で退任する井上康生氏のブランディング戦略推進特別委員会の委員長就任を決めた。井上氏は強化委員会の副委員長も兼任する。

 男子7階級でリオ五輪で全階級メダル、東京五輪では5つの金メダルを導いた井上氏が、柔道界の発展へ一肌脱ぐ。「ブランディング戦略推進特別委員会」は新設される委員会。全柔連の担当者は「東京五輪での日本柔道の勢いを止めずにパリ、ロスに向けて普及策を考えていかなければいけない。(連盟内)各専門委員会を横断的に調整し、動画コンテンツのさらなる充実。国内大会の振興。柔道の魅力を発信していく」と設置の狙いを説明した。

 井上氏も全柔連を通じて「柔道には心と体を強くすることはもちろん、子供からお年寄り、女性、障がいをお持ちの方々など、幅広い層が楽しみ、親しんでいただける魅力があります。その柔道が、選択肢や価値観が多様化する現代社会において、改めてどのような役割を担い、価値が提供できるのか、様々な意見を聞きながら、「する」だけでなく、「みる」「ささえる」人を増やしていくためのアクションの実行、コミュニティの形成を通じての社会貢献を目指していきたいと考えます」とコメントを発表した。

 副委員長や委員は今後人選を進め、外部からマーケティングやブランディングの専門家を招くことも検討している。全柔連の高山健事務局長は「井上康生さんはこれからの柔道をどうもり立ていくか、非常に問題意識を持っていた。誰がメッセージを発信するかはとても重要なこと。日頃からご尽力されている方、誰もが認める方がメッセージを発信することで、立ち上がりのスピード感は変わってくる。非常に適任の方が就任された」と期待した。

スポーツ

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請