【高校野球】日大東北、吉田翔新監督公式戦初陣で白星発進

スポーツ報知
ベンチ前に整列する日大東北・吉田翔監督(中央)

◆高校野球秋季福島県大会▽2回戦 日大東北10-1尚志=7回コールド=(15日・白河グリーン)

 福島大会が開幕して1、2回戦の計6試合が行われた。今夏の甲子園に出場した日大東北は初戦の2回戦で、尚志に10―1の7回コールド勝ち。今秋就任した吉田翔新監督(34)の公式戦初戦を白星で飾った。

 これまでと違う立場でむかえた公式戦初戦は、打線がつながり7回コールド勝ち。試合後の日大東北・吉田監督の表情は少しホッとしたように見えた。「(打撃は)つながれば大量得点もいけるのでは、と感じていた」という言葉通り、2回以降毎回となる計13安打。長打も6本飛び出したが、決して万全の状態で試合をむかえたわけではなかった。

 宗像忠典前監督(59)の後を受け、8月にコーチから監督に就任。甲子園出場校は支部予選免除となるため公式戦経験を積めなかった。またコロナ禍での学校の方針で練習試合もできず、練習時間は平日も土、日曜も2時間半に制限された。しかし吉田監督は「試合ができなかった、練習時間が短かった、は言い訳にしない」。実戦形式の練習では打撃、走塁、守備とすべての面で高い判断力を意識させ、練習メニューの数を減らして一つのメニューに集中して取り組んできた。

 打線で輝いたのは、背番号10ながら6番に入った国分千夏一塁手(2年)だ。3―1の3回1死一塁で左中間を破る適時三塁打を放つと、7―1の4回2死二塁では真ん中低めの変化球をとらえて左越え2ラン。「(本塁打は)完璧。3年生が甲子園に行った勢いをもらってやれた」と胸を張った。昨秋はベンチ入りも、今年4月に腰を痛めてメンバーから外れた。甲子園ではスタンドから先輩たちの雄姿を見つめ、「のびのびしていたし、自分もプレーしたいと思った」と国分。この日4打数2安打3打点の活躍に、指揮官も「三振でもいいから思い切り振っていこうと話していた」とたたえた。

 目指すは夏春連続の甲子園出場。国分は「これからもチーム一丸となってやっていくだけです」と力強く語った。3年生と同じ舞台に立つため、一戦ずつ力をつけて勝ち上がっていく。(有吉 広紀)

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