【高校野球】東海大札幌・門別啓人投手が逆転の満塁本塁打!2年ぶり道大会進出

札幌大谷戦の3回裏、逆転の満塁本塁打を放った東海大札幌の門別啓人投手(左から2人目)は、仲間の祝福に笑顔をみせる
札幌大谷戦の3回裏、逆転の満塁本塁打を放った東海大札幌の門別啓人投手(左から2人目)は、仲間の祝福に笑顔をみせる

◆高校野球秋季北海道大会札幌地区予選▽代表決定戦 東海大札幌7-6札幌大谷(15日・札幌麻生)

 3地区で10試合が行われ、札幌で6校の代表が決まった。東海大札幌は3―5の3回裏、門別啓人投手(2年)が右中間へ逆転の満塁本塁打を放ち、7―6で札幌大谷に競り勝ち。2年ぶりに道大会進出を決めた。

 願いが通じた。3―5の3回1死満塁。初球の内角低め直球を捉えた東海大札幌・門別の打球が右中間へ高々と上がった。「入れ!」。叫びながら一塁へ駆け、芝生席へ白球が飛び込むのを確認した。公式戦初本塁打が決勝の逆転満塁弾となり「走ってる時は実感がなかったが、ホームで仲間が待っていて打ったんだなと」。夢見心地の中、祝福の輪に飛び込んだ。

 失点を取り返した。最速146キロ左腕が、その直球を初回、2本塁打された。「課題の入りの部分が出た」。昨秋の代表決定戦・札幌日大戦は初回に3失点し、1―3で敗れた。「去年は仲間に悔しい思いをさせたので。自分がかえさないと負けてしまうという思いで打席に立った」と意地の一発を放った。6回に本塁打を浴び1点差とされたが「今日は気持ちで押すと決めていた」。終盤は直球を決め球に自己最多11奪三振の力投で、リードを守り抜いた。

 指揮官の思いにも応えた。大脇英徳監督(46)は7回、交代も考えたが「成長して欲しいしプロを目指してやってもらいたいので」と続投させた。かかる期待に門別も「昨年とは同じ1番でも背番号の重みが違う。この試合は絶対に負けられなかった」とエースの自覚を示し、2年ぶりの道大会へと導いた。迎える自身初の秋全道へ「この勝利を生かして、チーム全体で盛り上げてやっていきたい」と門別は言った。自らつけた勢いを持って、次なる舞台へと挑む。(砂田 秀人)

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