【巨人】高木豊氏、坂本勇人これぞリーダー 積極打法がサヨナラの機運呼んだ

6回無死、右越えにソロ本塁打を放つ坂本勇人(カメラ・山崎 賢人)
6回無死、右越えにソロ本塁打を放つ坂本勇人(カメラ・山崎 賢人)
4回無死一塁、中越え2ラン本塁打を放ち「ワッショイ!」ポーズをする坂本勇人(カメラ・中島 傑)
4回無死一塁、中越え2ラン本塁打を放ち「ワッショイ!」ポーズをする坂本勇人(カメラ・中島 傑)

◆JERAセ・リーグ 巨人7x―6DeNA(15日・東京ドーム)

 巨人が坂本の2発4打点の活躍で逆転サヨナラ勝ち。DeNA戦の連敗を6で止めた。坂本は4回に14号2ラン、6回に15号ソロを放つと9回は同点打。8回に37号ソロを放った岡本和が、自己最多に並ぶ今季100打点目のサヨナラ犠飛で試合を決めた。首位・阪神が敗れて2・5ゲーム差に迫り、一気の逆転Vへ最高の勢いをつけた。

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 「チームリーダー」とはこういうものだ。坂本が自らのバットでナインにそれを示した。

 このところ不調の巨人だが、その原因は投打ともに積極性のなさにあったと思う。投手陣は慎重になり過ぎ、カウントを悪くして打たれている。この試合、牧とオースティンの一発は、牧が2ボール1ストライクから、オースティンは3ボール1ストライクから。ともに長打を警戒するあまり、ボールを先行させたあげくに失投をした。

 攻撃でも多彩な球種を持つ大貫に対して、3回までは待つことで狙い球を絞っていた。だが、4回から攻撃法が変わった。先頭の松原が初球を安打、坂本は1ボールからの第1ストライクをバックスクリーンに運んだ。坂本は6回にも初球を2打席連続本塁打。9回1死満塁でも初球から打って(ファウル)、2球目を左前に同点適時打とした。打撃の原点に立ち返った坂本の積極的な打撃がサヨナラへの機運へナインを導いていったと言ってもいい。

 打者が最も嫌なのは向かってくる投手だ。投手が慎重になってボールを投げてくればくるほど、次に投げる球種が読みやすくなる。巨人の投手陣は、坂本の打撃を教科書にしてもらいたい。チームリーダーがこういう姿勢を貫く限り、セ・リーグの混戦は続く。(スポーツ報知評論家・高木豊)

映像提供:GIANTS LIVE STREAM
試合詳細
6回無死、右越えにソロ本塁打を放つ坂本勇人(カメラ・山崎 賢人)
4回無死一塁、中越え2ラン本塁打を放ち「ワッショイ!」ポーズをする坂本勇人(カメラ・中島 傑)
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