【中日】笠原祥太郎2年ぶり白星逃すも復活の予感 盟友・木下雄介さんに感謝の言葉

3回2死、小園海斗の打球に駆け出す笠原祥太郎
3回2死、小園海斗の打球に駆け出す笠原祥太郎

◆JERAセ・リーグ 中日3―5広島(15日・バンテリンドーム)

 技巧派左腕が“復活”の予感を漂わせた。中日・笠原祥太郎投手が5回4安打1失点と粘投。4回以外は毎回走者を背負う苦しい展開だったが伝家の宝刀・チェンジアップに加え、カットボールやカーブを織り交ぜ最少失点に抑えた。勝利投手の権利を持ってマウンドを降りたが、リリーフ陣が打ち込まれ2年ぶりの勝利は逃した。

 左腕は「緊張する中で自分の投球をしようと思っていたが力んでしまい、案の定…。粘れたがチームに流れを持ってくることができなかった」と反省の言葉が先に出た。しかし19年には開幕投手も務めた実力者。5四球と苦しみながらも、正随の適時打だけとダメージを最少限にとどめ、2021年の初登板を終えた。

 2日前から緊張感が高まっていたという。「(19年の)開幕投手のときはそこまで緊張しなかったし、オープン戦の延長線上みたいな感じでいけたが、今回はレベルが違った」。

 8月3日に逝去した木下雄介さん(享年27)とは、オフに自主トレを共にした間柄。同期入団で、同じ投手として切磋琢磨(せっさたくま)してきた。「日頃、家族ぐるみで仲良くしていた。休みの日に、車で1時間くらいかけて星を見にいったりもした。今日もベンチに木下さんのユニホームがあったので、『ピンチになったらお願いします』と頼みながら。『助けてください』と。そのおかげもあるかな」と感謝した。

 与田監督も「力みがあった中、よく投げてくれた。いいところはたくさんあった」。2年ぶりに1軍マウンドへ戻ってきた背番号47をねぎらった。

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