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【ローズS】期待の良血オヌール、名門・友道厩舎から漂う勝負気配

ひと夏越して力強さが増した良血オヌール
ひと夏越して力強さが増した良血オヌール

◆ローズS・G2追い切り(15日、栗東トレセン)

 自分自身との闘いが続いている。母は仏G12勝のアヴニールセルタン。期待の良血オヌールについて、友道調教師は、重賞勝ちのある全姉デゼルとの比較で「能力的には姉より上だと思うんだけどね」と言う。ただ、デビューから3戦、418キロ→412キロ→404キロと体を減らしていたように、高い能力に体がついてこなかった。

 今回は策を講じた。レースの約1か月半前の先月6日に栗東へ帰厩。「暑さ対策と輸送で(馬体が)減るというのを見越してですね」との説明どおり、帰ってからの2週間は軽めキャンター中心に土台づくり。その後、25日にCWコースで7ハロンの長めから98秒7―11秒8、9月1日には坂路で51秒7―12秒3の好時計を楽々と叩き出した。手元に置き、高い資質を引き出すために時間をかけた。

 弱さはまだある。1日の追い切り後にカイバ食いが落ち、先週はキャンターのみ。しかし、トレセンのコース周回が中京と同じ左回りになる日曜の12日には、CWコースに入れ、5ハロン70秒1―11秒8と久々に時計を出した。抜かりない調整でスパイスを利かせると、この日の最終追い切りはCWコースで川田の手綱がほとんど動かず、切れのある動きで4ハロン52秒0―11秒7。「いい動きでした。仕上がりは問題ありません」とトレーナーの言葉も力強い。

 まだ、心身ともに成長途上にあるのは確か。ただ、勝負どころを知り尽くす名門厩舎の仕上げに勝負気配を感じる。(山本 武志)

 ◆アヴニールセルタン フランス産の牝馬。デビューから無傷で2014年の仏1000ギニー、仏オークスを連勝。無敗のまま、同年秋の凱旋門賞を迎え、日本のハープスター、ジャスタウェイ、ゴールドシップと激突したが、11着に敗れた(優勝はトレヴ)。その後は4戦したが、勝ち星はなく、社台ファームの吉田照哉代表に購入された。しかし、19年に死んだため、子供はわずか2頭のみ。ともにディープインパクト産駒で、初子のデゼルは今年の阪神牝馬Sを勝っている。

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