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【セントライト記念】ソーヴァリアント、折り合い重視で半馬身先着 精神面成長で重賞初制覇へ視界良好

戸崎を背に折り合いを重視した追い切りを消化したソーヴァリアント(左)
戸崎を背に折り合いを重視した追い切りを消化したソーヴァリアント(左)

◆セントライト記念追い切り(15日、美浦トレセン)

 3日連続開催となる今週の中央競馬で行われるトライアル重賞2鞍の出走予定馬が東西トレセンで15日に追い切った。セントライト記念(20日、中山)で重賞初Vを狙う素質馬ソーヴァリアントは美浦・Wコースで折り合いをテーマに、菊花賞への試金石となる一戦へ上々の動きを披露した。

 “菊花賞仕様”を意識した仕上げだ。2連勝と勢いに乗るソーヴァリアントは、Wコースで最終調整を行った。4戦ぶりのコンビとなる戸崎を背に、ララサンスフル(3歳1勝クラス)を5ハロンから2馬身追走でスタート。手綱を押さえたまま、小気味いいリズムを刻み、直線では促すことなくスッとギアを上げて、69秒1―11秒6で半馬身先着してみせた。戸崎は「先週しっかり長めからやっているので、折り合いを見ながらだったが、落ち着いていて感じがよくなっている」と成長した姿に手応えを伝えている。

 馬場に出てからも先にダートコースを約1周回ったが、平常心を保つように、鞍上は細心の注意を払っていた。大竹調教師は「この次は結果を見て」と話したが、菊花賞を意識し、長距離をこなす下地をつくり上げてきたのは間違いない。トレーナーは「ここから次が、菊花賞だとしたら2戦の勝ち方は鮮やかすぎた。戸崎には道中の折り合いをウォーミングアップのところから意識して、と言った。中間は気持ちを入れすぎない作業。自ら動けるような調教を上からヒントを与えるように」と調教の意図を話した。

 デビューから2戦目で1着となりながら、のちに禁止薬物が検出されたことが判明して失格処分に。初勝利にはさらに2戦を要し、報知杯弥生賞ディープインパクト記念4着で皐月賞の権利を逃した。そこで放牧に出したことが、大きな転機となっている。2歳時からテンションの高さがネックだったが、陣営はそこにフォーカスし、精神的な成長を促してきたことが功を奏し、夏の札幌で1勝クラスを6馬身差、2勝クラスを3馬身半差で圧勝。大舞台への道筋を自らたぐり寄せた。トレーナーは「ここで通用するようなら」と話す。紆余(うよ)曲折を乗り越えた素質馬が、トライアルで大人になった姿を見せる。(松末 守司)

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