渡辺美奈代、ソロデビュー35周年突き進むアイドル道「80年代生きたこと忘れたくない」4年ぶり新曲でファンに恩返し 

35周年を迎えた今も若々しい渡辺美奈代(カメラ・森田 俊弥)
35周年を迎えた今も若々しい渡辺美奈代(カメラ・森田 俊弥)

 元「おニャン子クラブ」のメンバーで、今年ソロデビュー35周年を迎えた歌手の渡辺美奈代(51)が29日に記念シングル「BIG LOVE」をリリースする。このほどインタビューに応じた渡辺は、35年のアイドル人生を振り返り「周りに恵まれてここまでこられた」としみじみ。新曲の歌詞に恩返しの思いを込めた。23日には東京・白金台のシェラトン都ホテルで毎年恒例のバースデーライブを行うが「80年代のアイドルであることを忘れずにいたい」と充実のステージにするつもりだ。(宮路 美穂)

 1985年秋に「おニャン子クラブ」に加入(会員番号29番)し、トップクラスの人気を誇った渡辺は、翌年の7月「瞳に約束」でソロデビュー。あれから35年の月日がたっても、かれんな美しさは変わらない。

 「35年続けてこられたことにまずビックリ。昔のアイドルは結婚したらやめなきゃいけないっていう暗黙のルールのようなものがあったけど、時代とともにその考え方も変わってきて…。『ママタレント』という新たな居場所が生まれて、時代の流れと、受け入れてくれたファンの方たちに感謝しています」

トップアイドルとして活躍していた頃の渡辺
トップアイドルとして活躍していた頃の渡辺

 デビュー曲から「アマリリス」までの5作連続オリコン初登場1位は、当時の女性ソロ歌手では初めての快挙。人気絶頂の80年代。「歌入れは(移動中の)車の中。『次はこの曲ね』と言われて、スタジオに行って朝までレコーディングしての繰り返しでした。おニャン子の曲も生本番の前に振りを5分で覚えて、さあステージ。若いからできていたことですね」と懐かしそうに振り返る。

 走り続ける原動力を尋ねると「周りに恵まれていたから」とキッパリと話す。「10代のころはファンの人たちがライブに足を運んでくれたり、スタッフのみなさんが一生懸命私のことを考えてくれている姿を見て『頑張ろう』と思えた。結婚して、子どもが生まれてからはそれが大きい。自分だけじゃなかったからこそ進んでこられた」と感謝した。

新曲「BIG LOVE」のジャケット
新曲「BIG LOVE」のジャケット

 17年のミニアルバム以来、4年ぶりの新曲となる「BIG LOVE」は、長男で歌手の矢島愛弥(24)が作詞した。「長男が今の私の思いを汲(く)んでくれて。ファンの方への恩返しと、コロナ禍で心がちょっと弱ってきた今、みんなが大きな愛でみんなを思いやれば住みやすくなるんじゃないかという意味を込めました」。「瞳に約束」もセルフカバーし「キーは原曲のまま。新鮮に歌えました」。バースデーライブは万全の感染対策を取りながら行う。

 近年はブログやインスタグラムでお弁当作りやDIYなどリアルな暮らしをつづり、女性ファンが急増。「男女比は半々ぐらいです」と明かす。「飾らないそのままの自分を見て、元気になってくれる方がいるとしたらすごくありがたい。一方で、80年代のアイドルという時代を生きたことも忘れたくないなと思います。ステージに上がったら、アイドルのスイッチが入る。求めてくれる人がいるならミニスカートも頑張れるところまで頑張りたい。1年ずつ階段を上がっていけたら」と自分なりのアイドル道を進んでいくつもりだ。

 ◆渡辺 美奈代(わたなべ・みなよ)1969年9月28日、愛知県生まれ。51歳。85年、フジテレビ系「夕やけニャンニャン」のオーディションに合格し、おニャン子クラブに加入。会員番号は29番。86年「瞳に約束」でソロデビュー。96年に結婚。長男の矢島愛弥、次男の矢島名月もタレントとして活動。

35周年を迎えた今も若々しい渡辺美奈代(カメラ・森田 俊弥)
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