17日に節目の誕生日を迎える好調・石川遼が30代初優勝へ 「優勝を目指せる位置で最終日プレーする」

石川遼
石川遼

◆男子プロゴルフツアー ANAオープン 公式練習日(15日、北海道・札幌GC輪厚C=7063ヤード、パー72)

 2015年大会覇者でANAとスポンサー契約を結ぶ石川遼(カシオ)は、練習ラウンドなどで最終調整した。今大会中の17日に30歳の節目の誕生日を迎えるが、自身ツアー初の2戦連続2位と好調で30代初優勝を目指すことを誓った。

 昨年3月から田中剛コーチに師事し、40代の戦い方も見据えて再現性の高いスイングとマネジメントの徹底を追い求めてきた。8月のSansan・KBCオーガスタ、今月のフジサンケイクラシックと安定感のあるロングゲームを武器に優勝争いを演じて2位。1週空いて臨むホスト大会に向けて「再現性というのは根拠があること。根拠があってこそ、そのスコアを出せていると認識している。KBCやフジサンケイのスコアは自分の中では根拠がある」と、取り組みと結果が結実しつつある充実感を漂わせた。「優勝を目指せる位置で最終日プレーするのが今週の目標」と、6年ぶり2度目となるホスト優勝(ツアー通算18勝目)で華々しく30代の幕を開けたい本音ものぞかせた。

 30歳という年齢については「自分が思っていたよりも大人では無くて変わらないな。悪い意味で」と苦笑いで話した。高校1年生だった15歳245日で、ツアー史上最年少優勝を成し遂げて一気にスター街道を歩んできた天才。世界の頂点を目指した20代では、良い思い出ばかりではなく、悔しい結果や苦しい経験も数多く重ねてきた。それでも「20歳の頃と比べたら、ゴルフの経験が10年分ある。今の方が圧倒的に楽しいですね。イメージしていたよりもゴルフって面白いなって思ったので。完全にはまってしまっている」と尽きない向上心を旺盛な探究心で、ゴルフと真っ正面から向き合い続けている。

 16日の第1ラウンドは賞金ランク2位の木下稜介、S・ビンセント(ジンバブエ)と同組で午後12時10分に10番からティーオフする。賞金総額1億円(優勝賞金2000万円)で16日から4日間、120選手が参加して感染症対策のため、無観客で開催される。

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