名匠、森田芳光監督の生誕70周年記念イベントが続々開催 16日には“森田本”新刊も

森田芳光70祭」トークイベントを行った宇多丸(左)、三沢和子さん
森田芳光70祭」トークイベントを行った宇多丸(左)、三沢和子さん

 映画「家族ゲーム」「失楽園」などで知られ、2011年に死去した森田芳光監督(享年61)の没後10年、生誕70周年を記念したイベントが続々開催されている。先日、東京・渋谷ユーロスペースでの特集「森田芳光70祭」を終えたばかり。来年には仏パリ、米ニューヨークなどでも特集上映が予定されており、国内にとどまらず海外での再評価にもつながりそうだ。

 「70祭」は同監督の実家近くの渋谷ユーロスペースで開催。映画通のラッパーのライムスター宇多丸、森田監督の妻で映画プロデューサー・三沢和子さんがトークイベントを行った。この2人は16日に出版される「森田芳光全映画」(リトルモア)の編集も手がけている。

 三沢さんは「(監督の)実家が料亭だったので子どもなのに大人の裏側を見ていたし、近くに映画館やジャズ喫茶もあった」と育った環境を振り返った。自分の作品を実家で上映する際、「森田の部屋と庭を挟んで隣がソープランドだった。そこの白い壁に映して8ミリを見ていたことも」というエピソードも明かされ、観客は興味津々で聞き入っていた。

 12月には監督のほぼ全作を集めたブルーレイボックスも完全予約で発売予定。三沢さんは「いまの若い監督(の作品)は洗練されている。若い時は個性を持って撮られたらいいと思う。そういう願いが(森田)作品を見ていただきたい一番の理由です」とも語った。

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