弓取り代役の聡ノ富士は照ノ富士の兄弟子「頑張りを近くで見てたので感慨深い」…44歳のベテラン業師

弓取り式を行った聡ノ富士
弓取り式を行った聡ノ富士

◆大相撲秋場所4日目(15日、東京・両国国技館)

 2日目の結びの一番後から急きょ代役で弓取り式を務める東序二段45枚目・聡ノ富士(伊勢ケ浜)は2番相撲で初日を出し、「安心しました」と表情を緩めた。

 初日(12日)の取組で担当の幕下・将豊竜(時津風部屋)が右肩を負傷したため同日夜、弓取り経験のある聡ノ富士に話が回ってきた。2日目の昼過ぎには正式に“ピンチヒッター”が決定。聡ノ富士は「流れだけは確認して、ぶっつけ本番ですね。さすがに緊張しました」と話したが、落ち着いた表情で堂々と披露した。

 弓取り式は横綱のいる部屋の幕下以下の力士が担うのが慣例。弟弟子だった日馬富士の横綱時代に務めており、2018年初場所以来約3年半ぶりの大役だった。今場所は弟弟子の照ノ富士が横綱に昇進。「うれしいですね。照ノ富士の頑張りを近くで見ていたので。感慨深いですね」と小さくうなずいた。

 聡ノ富士は1996年初場所に安治川部屋から初土俵。最高位は幕下55枚目だが、過去には珍手の居反り16回、たすきぞり7回を決めるなど、反り技の名手でもある。

 今場所は今後も弓取りを務める予定のベテランは、「また本場所で弓取りできるとは思ってなかったので。代役でも任された限り最後までしっかりやろうと思います」と意気込んだ。

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