札幌 敵地通算150勝へ MF駒井善成「札幌のサッカーをして勝ちたい」・・・18日・神戸戦

笑顔を見せながらランニングする札幌MF駒井(中央)
笑顔を見せながらランニングする札幌MF駒井(中央)

 J1北海道コンサドーレ札幌が、ホームでの屈辱を晴らし、節目の白星をつかみ取る。オフ明けの14日、札幌ドームサブグラウンドでアウェー・神戸戦(18日)に向けて調整。3月20日に札幌ドームで対戦した際、後半1分まで3―0リードも3―4と逆転負けを喫した。1998年のJ参入から敵地でのJリーグ戦の勝利数は、14日時点で149。半年前からの進化を再戦で見せ、150勝を飾りにいく。

 雪辱を果たす機会がやってきた。ホームでの3点差逆転負けから6か月。迎える敵地での神戸戦へ、札幌が必勝を期した。3月の対戦の際、後半44分までプレーしたMF駒井善成(29)は「試合運びの甘さが出た試合だったが、1つのいい経験でもあったとポジティブにも捉えている。今度は相手の自由にやらせない」と口元を引き締めた。同じ過ちは繰り返さない。

 チームは今季開幕から高い位置からのプレスを積極的に行ってきた。3月もその戦い方で主導権こそ握ったが、そこが諸刃の剣となった。「全部が全部、ハイプレッシャーをすることはなかったなと。相手は自然と前がかりに来るんだから、そこでショートカウンターを狙うサッカーをすべきだった」と振り返る。

 この試合も教訓とし、5月以降、“イケイケ”から修正を図ってきた。迎える今回、違う戦いを見せられる自信はある。「上に行くチームになるなら試合巧者にならないといけない。リードしていたらしっかりブロックを組むとか、突き詰めてしつこく戦いたい」。試合展開を読み、臨機応変に対応し、勝機を伺っていく。

 クラブ創設3年目の98年、J初参入からアウェーで挙げて来たJリーグ戦の白星は149。神戸戦では節目到達がかかっている。東京五輪の中断期間中に日本代表FW大迫らを加え、攻撃力が増した相手からの勝利は簡単ではないが、誰一人、勝利を疑っていない。駒井は「前線のタレントは破壊力があると思うが、そこに臆せず、自分たちのサッカーをできるのがうちの強み。札幌のサッカーをして勝ちたい」と皆の思いを代弁した。ホームで示した攻撃力に守備意識も加わった今、150勝目を挙げる素地は整った。(砂田 秀人)

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