【阪神】マルテ、9回起死回生の同点3ランで勝ちに等しいドロー「いい結果を出すことができてよかった」

9回1死一、二塁、マルテが左中間に同点3ランを放ち、筒井コーチ(左)と歓喜のハイタッチ(カメラ・岩崎 龍一)
9回1死一、二塁、マルテが左中間に同点3ランを放ち、筒井コーチ(左)と歓喜のハイタッチ(カメラ・岩崎 龍一)

◆JERAセ・リーグ ヤク ルト4―4阪神(14日・神宮)

 雨を切り裂いた打球が左中間席に吸い込まれると、ナインはベンチから飛び出してお祭り騒ぎだ。3点を追う9回1死一、二塁。マルテはカウント2―1からマクガフの真ん中低めに来たカットボールを振り抜いた。2試合ぶりの18号3ランは、敗色ムードが漂ったチームを救う値千金の同点弾となった。

 「ホームランは狙わずにシンプルに後ろにつなぐだけだった。その前の打席で打つことができなかったから、あの場面でいい結果を出すことができてよかったよ」

 “打ち直し”の一発だった。2点を追う7回無死一、二塁、左翼ポール際へ特大飛球を放った。しかし、リプレー検証でもファウル判定は覆らず。その後、捕邪飛に倒れたが、「引き続き集中することだけを考えていたよ」と冷静さは保っていた。そして、再び巡ってきた土壇場の絶好機で、これ以上ない一振り。矢野監督は「一個前のリクエストもそうやしね。際どいところやったから。打ってくれ、打ってくれと思ったらホンマに打ってくれたね」と破顔した。

 打線は8回まで2度の満塁機をつぶすなど、11残塁の拙攻。それでも、勝ちに等しいドローに持ち込み「うちにとって引き分けっていうのは勝ちだと思う」と指揮官。M砲も「自分だけでなく、みんながいい仕事ができている。みんなの諦めない姿勢が今日のような結果を生んだ」と胸を張った。2位のヤクルトとは3・5ゲーム差をキープ。チームのムードは最高潮だ。(森脇 瑠香)

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