【巨人】中田翔、いわゆるひとつのミスター効果打…指導即2軍でタイムリー「練習の成果、出せて良かった」

5回1死三塁、適時打を放つ中田翔
5回1死三塁、適時打を放つ中田翔

◆イースタン・リーグ 巨人6―5楽天(14日・ジャイアンツ球場)

 巨人の中田翔内野手(32)が14日、イースタン・楽天戦(G球場)に「4番・DH」でスタメン出場。前日13日に長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(85)=報知新聞社客員=から直接指導を受けた大砲は、“即タイムリー”で結果を出した。

 4点リードの5回1死三塁。楽天・森のカーブにうまくタイミングを合わせた打球は左中間を破り、適時二塁打となった。2軍降格後、懐の広い構えに改良し、テイクバックをゆったり取るよう修正。右足に体重をしっかり乗せることで柔軟にタイミングを計れるようになった。これで3戦連続安打、2戦連続打点。貴重な追加点を挙げ、「チームにも良い追加点になってよかったです」。雨が降る中、ファンからは大きな拍手が送られた。

 13日にミスターがG球場を電撃訪問。約40分間、マンツーマンで、みっちりたたき込まれた。「打てないから心配して来たんだ」というミスターの気持ちがありがたかった。「僕のために時間を作っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と結果での恩返しを誓った。一夜明け、いきなりの一打で期待に応えた。背番号10は「練習の成果を出せてよかったです」と胸をなで下ろした。

 移籍後は16試合で40打数6安打、打率は1割5分と本来の打撃を見せることができず、11日に出場選手登録を抹消。ファームで再調整となったが、長嶋さんは「もう、大丈夫だ。きっと近いうちに、東京ドームで中田選手の特大ホームランが見られると思うよ」と太鼓判を押している。まずはG球場でタイムリーが飛び出した。次は東京ドームで大暴れする番だ。シーズン最終盤で戦力になるため、ギアを上げていく。(灰原 万由)

 ◆今季の中田

 ▼5月17日 打撃不振のため2軍行きを志願し、登録抹消

 ▼6月4日 巨人戦(東京D)で19日ぶりに1軍復帰

 ▼同8日 復帰4戦目の阪神戦(札幌D)で右腰付近を押さえてうずくまり、担架に乗せられて途中交代

 ▼同9日 急性腰痛のため登録抹消

 ▼8月11日 チームメートへの暴力行為を行ったとして、1、2軍全試合の出場停止

 ▼同20日 無償トレードで巨人に電撃移籍

 ▼同21日 DeNA戦(東京D)で代打デビュー

 ▼同22日 DeNA戦(東京D)に「5番・一塁」で初先発し、移籍後初アーチ

 ▼9月11日 打撃不振で登録抹消

 ▼同13日 G球場でミスターから直接打撃指導を受ける

 ◆ミスターの助言

 ▽グリップから指一本余せ バットを多少軽く感じることでスイングに鋭さが増し、操縦性も上がる。

 ▽腰を強く回転させろ 左肩を左手で押さえて投手寄りに突っ込まないよう矯正し、ムダのない軸回転を作る。

 ▽左脇を開けるな 特に高めの球に対する欠点を指摘し、左脇を締め、ヘッドを立てて打つよう指導。

 ▽間をゆったり 右足に体重をしっかり乗せてタメを作り、柔軟にタイミングを計れるようにする。

巨人

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