◆JERAセ・リーグ 中日10―1広島(14日・バンテリンドーム)
広島・森下暢仁投手は6回を自己ワースト6失点で7敗目を喫した。2回に2死から渡辺と木下拓の連打で先制されると、3回に福留の適時打、5回に大島の適時打で追加点を献上。6回は振り逃げと四死球で2死満塁を迎え、堂上に走者一掃の二塁打を浴びた。
自身最多の1試合3暴投も失点に絡んだ。過去通算34試合で計4個だったことを考えると、信じられない数字。「同じ打者に何度も同じことを繰り返している。点を取られてはいけない場面で取られている。相手が点の取りやすい流れになって、そのままやられている」と反省を並べた。
五輪金メダル後は勝利がなく、プロ初の自身3連敗。5試合連続で白星を逃すのも初めてとなった。佐々岡監督は「大胆さがなくなっているし、自信が揺らいでいるから『慎重に』となるのかな。極端に悪いという感じには見えないんだけどね」と指摘。2軍などでの再調整については「僕の頭の中にその選択はない」と否定しつつも「あした(本人らと)話しをして」と心配した。