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【こちら日高支局です 古谷剛彦】フランス重賞でも活躍目立つ日高生産馬

 凱旋門賞を目指すディープボンド(牡4歳、栗東・大久保厩舎)が、前哨戦のフォワ賞を鮮やかに逃げ切った。日本馬にとって、オルフェーヴルが連覇して以来、8年ぶり4度目の勝利となったが、北海道新冠町の村田牧場生産のディープボンドは、日高生産馬として初の快挙。凱旋門賞では、むかわ町の新井牧場生産のナカヤマフェスタが2着に好走。新冠町ノースヒルズ生産のキズナが、13年ニエル賞を制覇。新ひだか町三石産のエイシンヒカリが、16年イスパーン賞を逃げ切るなど、日高(ナカヤマフェスタは胆振地区)の生産馬もフランスの地で活躍している。ディープボンドは、キズナ産駒だが、新冠生産馬がバトンをつなぐ仏重賞制覇となった。

 ディープボンドは、18年セレクションセール取引馬で、今年の阪神大賞典を道悪で勝利。時計がかかる欧州の舞台で、日本の馬場以上の適性を見せた。セレクションセールの取引馬は、G1馬(交流G1を含む)は、ホッコータルマエ(10年、以下いずれも取引年)、ビッグアーサー(12年)、アルクトス(16年)、セイウンワンダー(07年)などを輩出。G2勝ち馬は過去10年で、ディープボンド(18年)を筆頭に、シゲルピンクルビー、リプレーザ(以上19年)、モズベッロ(17年)、ダイアトニック、メイショウテッコン、ジェネラーレウーノ、テーオーエナジー(以上16年)、ダンツプリウス(14年)、テイエムイナズマ(11年)などを送り出している。日高を中心とした上場申込馬から、ブラックタイプで絞り、馬体などを吟味して選抜された馬たちがセレクションに上場されている。年々、その成果が出ており、2歳世代はすでに、58頭がデビュー。ダリア賞を制したベルウッドブラボー(牡2歳、美浦・和田雄厩舎)やコスモス賞2着のエーティーマクフィ(牡2歳、栗東・武英厩舎)など、中央競馬で6頭が勝ち上がっている。

 セレクション出身で、今週の重賞に出走する馬は、「セントライト記念」はノースブリッジ、ベルウッドエオ、ワールドリバイバルの3頭。「ローズS」のオパールムーンが予定している。ノースブリッジを除く3頭は、ブリーズアップセール取引馬でもある。そして、オパールムーンの半弟(父ブラックタイド)、「セントライト記念」に出走予定のレッドヴェロシティの半妹(父ミッキーアイル)などが上場される「セプテンバーセール2021」が、21日と22日の2日間、新ひだか町静内の北海道市場で開催される。昨年は、バビットがセントライト記念を制し、直後の同セールでバビットの半弟(父ヴァンセンヌ)が最高価格を記録した。その点でも、オパールムーンとレッドヴェロシティの活躍を期待したい。また、ヨカヨカの生産者である本田土寿さんは、名古屋で重賞9勝を誇ったサムライドライブの半弟(父アメリカンペイトリオット)を上場する。ヨカヨカの他にも、九州産限定の「ひまわり賞」を制したヒノクニなど、生産馬が活躍しており、ユニティ2020も楽しみだ。(競馬ライター)

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