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【トライアル検証 紫苑S】ファインルージュ、秋華賞へ価値あるV時計

ファインルージュ(左)が快勝した紫苑S。スルーセブンシーズ(右手前)が2着に続いた
ファインルージュ(左)が快勝した紫苑S。スルーセブンシーズ(右手前)が2着に続いた

◆第6回紫苑S・G3(9月11日・芝2000メートル・中山競馬場、良)

 3冠ラストの秋華賞(10月17日、阪神)、菊花賞(同24日、同)に向け、前哨戦を分析する企画「トライアル検証」をスタート。ファインルージュが快勝した先週11日の紫苑Sを振り返る。

【メンバーレベル=B】

【走破時計   =A】

 例年、秋の中山開幕週に行われる紫苑Sは1分58~59秒台の決着(14年は新潟開催で不良馬場2分3秒3、昨年は稍重で2分2秒1)がほとんど。5年前から重賞に格上げされて秋華賞と施行距離も同じことから、17年Vのディアドラの本番勝利をはじめ、よりトライアルとしての注目度も増してきたといえる。

 その重要ステップレースを今年のファインルージュは1分58秒2で走破。後続に1馬身3/4差をつけ、1分58秒台の前半で完勝劇を演じた。逃げたアビックチアが作った流れは前半1000メートルが59秒7と遅め。後半1000メートルは11秒9―11秒8―11秒8―11秒4―11秒6という、ラスト1ハロン以外は段階的に加速が求められるラップを、外、外を回って6番手から突き抜けた。勝ち時計は過去10年でも18年Vのノームコアに次ぐものだけにその価値は高い。桜花賞ではソダシ、サトノレイナスと0秒1差の接戦を演じていた逸材。本番はさらに良化が見込めるだけに、今回のメンバーでは唯一、主役を張れるパフォーマンスだった。

 スルーセブンシーズは懸念された高速決着にも対応して2着。最内枠を最大限に生かし、9番手から巧みな立ち回りで出走権を獲得した。本番は先行有利な傾向が強い阪神内回りが舞台なだけに、序盤の位置取りがカギを握りそうだ。3着のミスフィガロは、追い込みが利きづらい馬場でも瞬発力は目を引いた。上がり3ハロンは33秒9。小柄な牝馬だけにもまれた時に不安を残すが、末脚は一線級相手でも十分通用するだろう。(石行 佑介)

競馬

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