貴景勝が3連敗 首ひねり、唇かんで悔しさにじませる「一生懸命やって負けたら弱いだけ」

3連敗の貴景勝
3連敗の貴景勝

◆大相撲秋場所3日目(14日、東京・両国国技館)

 大関・貴景勝(常盤山)は小結・逸ノ城(湊)に上手投げで敗れて初日から3連敗。カド番で迎えた今場所、苦しい序盤となった。

 立ち合いは「まわしを取られないように、差されないように」ともろ手を選択。ただその後は押し込まれ、こらえて右をのぞかせ寄った土俵際で逆転の投げを食った。「一生懸命やって負けたら弱いだけなので。もちろん勝てるように日々やってきてますけど、なかなかそう簡単にはいかない」。負けた土俵下では首をひねり、唇をかみながら悔しさをにじませた。

 名古屋場所2日目の逸ノ城戦で首を負傷し、途中休場。場所前には「ケガはもう関係ない」と話し、本場所に臨んでいた。ただ初日から引く相撲が目立ち、持ち前の爆発力ある突き押しは影を潜める。八角理事長(元横綱・北勝海)は「ちゃんと治っていないのか、当たるのが怖かったのか、わかないけど…。余裕がないよね。苦しいね。自分の持ち味の相撲が出来ないのでは、今場所は大変」と心中を察した。

 勝ち星が挙がらない状況の中、取組後のリモート取材には変わらず真摯(しんし)に対応する。淡々とした表情、はっきりとした言葉で4日目に向け「今日もしっかり準備をしているので。明日に向けて、準備するだけだと思っています」と語った。白星こそ何よりの良薬。1日一番に、最善を尽くす。

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