米国でV1の中谷潤人が帰国 「進化した中谷潤人を発揮します」

米国での初防衛に成功して帰国した中谷潤人(M・Tジム提供)
米国での初防衛に成功して帰国した中谷潤人(M・Tジム提供)

 米国での初防衛戦に勝利したプロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)王者・中谷潤人(M・T)が14日、羽田空到着の日本航空機で帰国した。中谷は帰国後、隔離のため、指定のホテルに入った。

 10日(日本時間11日)に米アリゾナ州トゥーソンで、同級1位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ち。日本人世界王者として初めて米国での初防衛に成功した中谷は翌日からルディ・エルナンデス・トレーナーの自宅があるロサンゼルスに移動。ルディ夫妻や岡辺大介トレーナーらと食事をするなどして休息のひとときを楽しんだあと、13日に米国を出発した。

 「無事に防衛して帰って来られた事にチーム、関係者の方々のご尽力、ファンの皆様の応援に感謝してます! 長旅で、機内ではほぼほぼ横になっていましたが」とホテル到着後、リモート会見に応じた中谷は苦笑い。ロスに移動後、改めて試合の映像を見直して「ちょっと前に行きすぎたり、一発良いのをもらっていたりと、結果としてはよかったけど、内容的には反省点もあるので改善したいと思う。ルディからも『もう少しボディーが低く打っていたら、ダメージを与えられた』と指摘されました」と喜びよりも、反省点が先に飛び出した。

 それでも米国での防衛戦については「初めての感覚というか…。仲間も駆けつけてくれたり、ルディの家で映像を見て応援してくれたり。勝ってよかったです」と笑顔を見せた。3日間のホテル隔離後、2週間の自宅隔離期間が待っており、期間があけたら「沖縄に行きたい気持ちはある。この状況なので、どうなるかは分かりませんが」と希望を口にする一方で、「隔離期間中にも体を動かしたくなりそう」と、次戦に向けて、はやる気持ちも抑えきれない。アコスタ戦を主催した米興行大手トップランク社のボブ・アラムCEOは「中谷サイドが望むならもう一度米国で。12月を考えている」と話すように、早ければ年内にもう一戦行う可能性が出てきている。

 村野健マネジャーは帝拳プロモーションの本田明彦代表と話をしたことを認めたうえで「本人の希望もあるので、年内にできれば」と前向きだ。中谷は「日本でもアメリカでもどちらでもやりたい。日本人対決? やるとなれば、そこに向けて作っていきます」と話したが、第一希望は他団体王者との統一戦。とりわけ、WBC王者フリオ・セサール・マルチネス(メキシコ)との対戦を望んでおり、すでに映像などでチェックも行っている。「今後は更にまた進化した中谷潤人を発揮できるように一生懸命頑張ります!」と決意を新たにした。

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