【箱根への道】順大・三浦龍司の前に障害なし…チーム内競争どう生かすか

スポーツ報知
東京五輪男子3000メートル障害決勝で7位に入った順大・三浦

 勝負の大学駅伝シーズンが、今年も始まる。2年ぶりの開催となる出雲駅伝(10月10日)を始め、全日本大学駅伝(11月7日)、そして箱根駅伝(22年1月2、3日)へと熱き戦いは続く。前回の箱根路を13年ぶりに制して今季の3冠を目指す駒大を中心に、東京五輪代表を擁する順大、2年ぶりの王座奪回に燃える青学大などが頂点を競う。昨季に続き、新型コロナウイルス感染防止に努める“新様式”のレースとなるが、学生たちの駆ける思いは変わらない。

 前回の箱根予選会突破校で唯一、シード権を獲得した順大は、東京五輪3000メートル障害7位の三浦龍司(2年)を中心に上位進出をうかがう。同種目で日本人初入賞を果たした19歳。ハーフマラソンU20日本記録保持者であり、昨年の全日本大学駅伝1区では区間新記録で区間賞を獲得するなど、どんな距離でもマルチにこなす強さを併せ持つ。「何度も障害を跳び越えるタフさが、ロードにも生きている」。五輪後は徐々に走行距離を延ばし、順調に走り込んでいる。

 さらに、「エースに頼る」のではなく、「エースを生かす」意識がチーム内の競争を高めている。5月の関東学生対校では四釜峻佑がハーフマラソン日本人トップ、1万メートルでも野村優作が5位、伊予田達弥(いずれも3年)が6位と好走。長野・菅平での夏合宿は例年以上の距離を踏みながらも、ほぼ故障者を出さずにまとまってクリアした。チームの底上げ、中堅のレベルアップ、大エースの進化。ダークホースにとどまらない活躍が期待できそうだ。

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