都市対抗野球東海2次予選15日開幕 ヤマハ3年連続本戦出場へのキーマンは静高出身の相羽寛太内野手

守備に磨きをかけるヤマハ・相羽
守備に磨きをかけるヤマハ・相羽

 都市対抗野球東海地区2次予選が15日に愛知・岡崎市民球場で開幕する。15チームが参加し、6チームに本大会(11月28日開幕・東京D)切符が与えられる。第1代表決定戦は26日の予定。3年連続42度目の本戦出場を狙うヤマハ(浜松市)は17日の1回戦でスクールパートナー(沼津市)と対戦する。キーマンは静岡高から入社1年目の相羽寛太内野手(18)だ。遊撃で先発が濃厚となったルーキーが、本戦への道を切り開く。

 18歳がヤマハのピンチを救う。正二塁手の秋利雄佑(29)の状態が万全ではなく、遊撃の永浜晃汰(24)が二塁に回る予定。空いたショートを埋めるのが相羽だ。「自分の持ち味を生かしていければ」と目を輝かせた。室田信正監督(47)は「ミスしてもいいから強い気持ちでやってくれれば。高卒1年目でスタメンなんてなかなかないこと。自分でチャンスをつかみとってほしい」と期待を込めた。

 高校時代の筋トレは下半身中心だったが、入社後は上半身もメニューに加え「ほとんど毎日やってます」という。体重は2キロ増えて81キロ。「打球が強くなった」。佐藤二朗コーチ(40)と二人三脚でフォームの微調整を繰り返し「バットを最短で出す」形にたどり着いた。

 オープン戦でも安打を重ねており、指揮官も「入社当初は空振りばかりだったのに見違えるように打撃が良くなった」とほめる。6月末の社会人野球日本選手権では遊撃の守備で途中出場するなど徐々に出番を増やしており、本人も「今は緊張感よりも楽しみの方が大きい」と言い切る。中軸を担う前野幹博主将(26)も「困ったら僕らがカバーする。相羽は思い切ってやってくれればいい」と“援護”を約束する。

 昨年は本大会の1回戦・日立製作所(日立市)戦を現地で観戦。15安打9得点と打ちまくった先輩たちの姿にしびれた。「すごい雰囲気で格好良かった。そこを一番にイメージしていきたい」。以前から定評のあった守備力に加えバットでも一皮むけた相羽が、“岡崎発東京D行き”の列車にチームを乗せる。(武藤瑞基)

 <相羽寛太>(あいば・かんた)2002年9月21日、森町生まれ。18歳。小学1年時に青葉少年野球団入りし、磐田ボーイズを経て静高に入学。19年夏の甲子園は1回戦・津田学園戦に1番・遊撃で先発。2年秋から主将。3年夏は県代替大会8強。178センチ、81キロ。右投右打。家族は両親と兄。趣味は映画観賞。

 〇…投手陣でも新人の佐藤廉(22)=写真=が鍵となりそうだ。共栄大から入社した左腕を、室田監督は「球自体良くなって安定してきた」と評価。最速144キロの直球、切れ味鋭いスライダーと1か月前から挑戦中の縦に大きく割れるカーブが武器だ。オープン戦では5試合連続無失点と波に乗っており「三振が取れるようになってきた。高校(東京・修徳)時代から憧れていた舞台なので楽しみたい」と腕をぶした。

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